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普通の勇者とハーレム勇者  作者: リョウタ
3章 仮面少女との出会い
42/217

8話 それぞれの役割

いつも誤字報告ありがとうございます。




──ラクスール王国を出発してから3時間。

現在、見晴らしの良い整備された街道を少し離れ、薄暗い森の中で馬車を走らせていた。


そして、操馬者も今はユリウスさんからオーティスさんに代わっている。


馬車の中は案外広く、あちらの世界で言うところのリムジン程の長さがある。

とは言ってもテレビの知識で、もちろんリムジンなんて乗った事は無い。

また、座ってる椅子も快適でお尻が痛くなるとかの症状もない。


……ただ一緒にブローノ王子や穂花ちゃんも乗ってるので、快適だからと言って気を抜く事は出来ないんだけど。


それに、さっきまで居たオーティスさんも、ブローノ王子が居たので割と大人しかった。

王子が相手だと気を引き締めるとか……もっと突き抜けた人だと思ったのに、あの人にはガッカリだよ。


ただ窓の外を見ながら時折「なるほど……ここが古より伝わる地か……」と、何もない草原に向かってボソッと言っていた。因みに32歳らしい。


そしてブローノ王子は先ほどまで一緒に談笑していたが、今は難しい顔をしながら書類に眼を通している最中。

書類が獣人国に関する事なのか、普段の仕事なのかわからないが真面目な人間性が垣間見られる。


ユリウスさんは腕を組み、カッコつけながら目を瞑っている。最初は寝てるのかと思ったけど、たまに何かを感じ取った様に、目を開けて窓の外を見ているので警戒してるんだと思う。


オーティスさんは風を感じながら操縦。


そして穂花ちゃんはと言うと……



「──ぐぇへへへ♡もう……しあわせ♡」


俺の膝の上に頭を乗せて熟睡中。

ぐへへ、とか言ってるけど寝言だろう……シラフでそんな事を言う子じゃないと信じてるからね!


俺の膝で眠ってるのは、なんでも昨日あまり寝てなかったらしく『あ~アタマがフラフラする~タカシさんがヒザマクラしてくれたらよくなるのに~(チラッ』と言ってきたので貸してあげてる。


まさかここまで甘えて貰えるなんて。

いつのまにか本当に心から信頼されてる様だ。

ならばこの信頼を裏切る様なことは出来ないな……絶対に手は出さないから安心して穂花ちゃん!



──そして俺も昼下がりの微睡みの中、眠気を我慢できなくなってきたので、少し眠りに入ろうかと思った時だった。

ユリウスさんが突然目を見開き、オーティスさんに馬車を止めるように言う。


オーティスさんの方も止める理由が判っているみたいなので、戸惑いなく馬車を止めた。

ブローノ王子も書類から目を離し、今の起こった異常に意識を集中させる。



「どうしたんですか?」


只事ではないと思った俺は何事かと尋ねるが、ユリウスさんは余裕といった表情。


「なぁに、相手は数十体のゴブリンとオークが数匹って所だ。心配ない。……だが、念のために周囲には警戒しろよ?」


それだけ告げると、ユリウスさんは馬車のドアからでは無く、わざわざ窓から飛び出して行く。しかも羽織っている黒マントをはためかせながら。

このおじさん、若干ナルシスト入ってるんだよな。


……俺は最近気が付いたことがあるのだが、この国で強くなるにはまともな人間性だと無理かも知れない。

なのでスーパー真人間である俺が強くなれなかったとしても、それは仕方の無い事なんだ……悲観することなんてない。


飛び出したユリウスさんは複数のオークの元へ向かう。オークの数は6匹。

そして、馬車を操馬していたオーティスさんは集団で襲って来たゴブリンと対峙する。それも馬に乗ったままで。



オーティスさんはゴブリンが充分に近づいて来たところで、指先をパチンと鳴らす。

すると、ゴブリン達の頭上にそれぞれ小さな魔法陣が出現し、そこから稲妻が放たれた。

群がっていた数十体のゴブリン達全員にそれが命中。

ゴブリン達はその一撃が致命傷となり地面に倒れ伏した。

一人残らず黒焦げだ。絶命しているのが一目でわかった。



「…すげぇな」


「そうですね」


俺は単純な感想を漏らすが内心では驚愕していた。

魔法というのは詠唱に時間が掛かると聞いていたのに、この人は省略どころか指ぱっちんで発動されたのだ。しかも複数同時に……


そして戦闘が終わった後は、何事も無かった様にのほほんとしている。中二の癖にカッコイイじゃねーか。


──あっ!そう言えばユリウスさんは…?!

俺は6体のオークの元へ向かったユリウスさんの方に視線を向ける。


……そこには首の無いオークの体6つと、体から切り離されたオークの頭が6つ転がっていた。

……いや、戦闘が静か過ぎるわっ!戦ってるらしき音なんて一つも聴こえなかったぞ!?


そしてユリウスさんもオーティスさん同様、何事もなかったかのように剣を鞘に仕舞いながら此方へと歩いて来る。



そんな光景を目の当たりにした俺は、穂花ちゃんに視線を向けて言った。



「戦いは強い人達に任せて、戦闘では役に立たない俺達は大人しくしていような!」


「むぅ~~!」


え?何でムクれてるの?



──孝志には解らない事だが、そもそも穂花は孝志の役に立ちたくて一緒に着いてきたのだ。

それなのに、自虐の意味が強かったとは言え孝志本人から戦闘では役立たずのレッテルを貼られてしまったのだ……穂花はその事が納得出来なかった。


そんな時、ユリウスは何かに気が付いた様で馬車の中に居る3人に声をかける。



「ブローノ王子、それから後の二人!反対側にもオークが一体残ってるみたいだ!俺が片付けるから大人しく待っててくれ!」


誰が後の二人だ!個人名言えや!

ユリウスさんは馬車を迂回して残ったオークに飛びかかろうとした、その時だった──



「わ、私に任せて下さい!」


「え!?穂花ちゃん!?」


穂花ちゃんはユリウスさんが向かうよりも早く反対側に飛び出した。

俺が制止する時間さえ無いほどに早いスピード。

……孝志は何故この様な行動を穂花が取るのか解らない。



──実はこの時、橘穂花は焦っていた。

孝志さんに役に立たない女と思われてるんじゃないのかな?……と。

むしろ活躍出来なければ、それだけ孝志に親近感を持たれて孝志からの評価は上がって行くのだが、この時の穂花はそんな事など考えもしなかったと言う。


……あとは、せっかく寝たふりしながら孝志の膝枕を堪能してたのに、それを邪魔された事に対する怒りも大きかったりする。



扉から外へと飛び出し着地を決めた穂花ちゃんは、同時に魔法の詠唱らしきものを開始した。


「煉獄の炎よ、我が指先に集え──」


穂花ちゃんがそう言い、右手を上に挙げて人差し指を立てると、その指先に炎が集中してゆく。

1秒程でバスケットボールの大きさにまで膨れ上がった球体の炎から熱は感じないが、それは事前にマーキング(味方識別)された俺達やこの馬車だけ。

周囲の森は燃え盛っており、隠れていた哀れなオークも堪らず撤退を開始する。


だが、眼を瞑って詠唱する穂花ちゃんはその事に気付いてない。



「ちょ、ちょっと、穂花ちゃん!?もう敵は居ないよ?!」


俺は馬車を降りて穂花ちゃんに声を掛けた。

しかし、孝志の声も届かないほどに炎は煩く燃え盛っていた。大きさはすでに先程の数十倍。



「そして形あるものを燃やし尽くせ!プリズム・インフェルノ!!」


そして彼女はその巨大な炎の球体をたった一匹のオーク目掛けて放った。


──瞬間、狙いをつけられたオークを中心に大きな火柱がそびえ立つ。

範囲はオークだけに留まらず、森を広範囲で焼きつくす。オークなど影も形も既にない。



「………」


俺は唖然と立ち尽くす。

そこへ少し前から隣に立っていたユリウスさんが、馴れ馴れしく俺の肩に手を置いた。



「橘穂花は、お前達五人の中で一番強いんだぞ?しかも圧倒的に。だから別にお前がだらしない訳ではないさ……いや、だらしねぇか!はは!」


「………」


いや、マジかよそれ……てかウゼェなこのオヤジ。

ユリウスさんの言い方が物凄く癪に触ったのだが、俺は突っ込む事はせず、無言のまま突っ立ていた。


──すると、オークをオーバキルした穂花ちゃんがこっちに走って来るのが見えた。



「どうですか孝志さん!?私だって役に立つんですからね!」


穂花ちゃんは実に嬉しそうに俺の元へと駆け寄ると、胸を張ってそんな事を言い出す。

……確かに凄いけどね、違うんだ穂花ちゃん……俺が欲しかったのはチートな仲間じゃなくて、俺と同レベルなお友達なんだよ?



「………強いんだね」


俺は心が死んでる状態だったが、それでもなんとか返事を返す事が出来た。



「はい!これからどんどん私も頼りにして下さいね!」


「……………うん!」


もうヤケになった俺は凄く嬉しそうに返事をしてやった。

いや、まさか穂花ちゃんに裏切られるとは……あれ……もしかしてこの中だと俺って役に立たなかったりする感じ?ブローノ王子と同じで護られる立場だったりする?


それにブローノ王子は獣人国では外交なんかで大活躍するんだろうけど、俺は向こうに着いたって何か出来る訳じゃない。


……いや、本当にこのメンバーの中だと役に立てる気がしない。


孝志はいろんな事を想像して、憶測だけで強いショックを一人で勝手に受けてしまうのだった。




因みに、犠牲となった森の大部分は、オーティスさんの超範囲修復魔法で元通りになったという。



──何気にこれが一番の衝撃だったと言う……




─────────────




♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎


~ブローノ視点~



「う~~む……」


モンスターの奇襲から数時間が経過しており、それからブローノはずっと獣人国に関する資料を読んでいた。

むろん、獣人国に関する文化や知識などは完全に把握しているが、その国の重役や貴族、大臣の情報などを徹底的に調べておかないといけない。



「しかし……」


馬車に揺られながら資料を眺めていたので具合が悪くなってしまった様だ。いわゆる乗り物酔いである。

そして、具合が悪そうにしているブローノにいち早く気が付いたのは孝志だった。



「具合が悪そうですが、大丈夫でしょうか?」


「……ああ、少し目を使い過ぎたようだ。軽い乗り物酔いだよ」


ブローノは何でもないよ、と言いたげに手の平を振る。



「ポーションを飲まれては如何ですか?」


と孝志は親切心からそう言うが、ブローノは自身の単なる体調不良の為に貴重なポーションを使う訳にはいかないと孝志に言い聞かせた。加えて自身の持つ回復魔法も回数制限があるのでこんな事には使えないとも話す。


すると、孝志は昨日ブローノが渡したアイテム袋の中から何かを取り出す。

それを差し出して来たので、ブローノはそのまま渡されたそれを受け取った。



「これは?」


「酔い止めの薬です。馬車移動と言う事で念のために用意しました。是非使ってください」


「……有り難く使わせて貰おう」


ブローノは渡された酔い止め薬をその場で飲み込んだ。この世界の薬は即効性が高いので、飲んだらすぐに効果が現れる。



「ありがとう、孝志。体調が万全になったよ」


「いえいえ。昨日、ブローノ王子から頂いた収納ボックスの中に、必要かもしれない道具や薬などを入れてきました」


「……そうか。おかげで助かった」


孝志も礼をした後で橘穂花の隣へと戻って行った。

馬車移動の間、橘穂花はずっと孝志の隣に引っ付いており意地でも離れようとしない。

仲が良くて良い事だ、うん。


橘穂花は兄として孝志を慕っているものだと、孝志なみに恋愛感情に疎いブローノはそう確信した。



──それにしても……確かに収納ボックスを渡したが、それは今回の旅で活用して欲しくて渡した訳ではなく、それ以降の冒険に役立てて貰いたかったからだ。


そして昨日は午後10時前に解散したから、準備する時間は無かったと思うんだが……


元々、孝志を只者では無いと思っていたブローノだったが、ここで更に評価を上げるのだった。



♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎


~オーティス視点~



「はぁ~…新たなる秘薬が出来上がったと言うのに……肝心の容器を忘れてしまうとは……ああ嘆かわしい」


オーティスの趣味は秘薬の調合である。

作った秘薬が有効活用出来るかは別として。


周囲の警戒は呼び出した使い魔に任せて、今日も趣味に明け暮れていた、しかし──


調合して秘薬を作ったは良いものの、それを入れる肝心の容器を持ってこなかったのだ。

普段、外へなど出ないオーティスは、出発前に細かな荷物チェックをしていなかった。



「く、会心の出来だったのだが……仕方あるまい」


オーティスが仕方なく調合した秘薬を処分しようとした時、一部始終を見ていた孝志がそっと、あるモノを無言でオーティスに差し出した。



「おお!これは!」


孝志が渡して来たのは、まさしく今オーティスが一番欲しいモノである空の容器であった。



「是非使って下さい。水なんかを入れる為に用意したモノですが、飲み物は大量にあるみたいですし、使う事はないでしょう」


「かたじけない!」


オーティスは素直に孝志に感謝の言葉を述べた。中二病も忘れるくらい素直に。

だが、備えと言うなら飲料水で良かったのではないだろうか?とオーティスは少し疑問に思った。

なのにわざわざ空の容器なんて……この男はもっと先の何かを考えているのかもしれない。


──オーティスは孝志に勇者としての興味しか抱いていなかったのだが、これをキッカケに松本孝志という人間にも少し興味を持つのだった。



♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎


~穂花視点~



──時刻は既に夜を大きく過ぎており、現在、馬車を停車させている。

森はとっくに抜けており、今は街道から少し外れた岩場で野営の準備を終わらせた所だ。



「あ~体がベトベト~お風呂入りたいよ~」


そうだ、私は朝からずっとお風呂に入ってない。不潔女なのだ…!

他の人達はみんな男の人だから、あんまり気にしないかもだけど私は死ぬほど気にする……だって女の子だもん…!


しかもお風呂に入ってない状態で孝志さんにべったりする訳にはいかない。

橘穂花は明日から『孝志さんの近くに居るのにベタベタ甘える事が出来ない』という生き地獄を想像し、絶望に打ちひしがれるのだった。



「穂花ちゃん、ちょっといい?」


そこへやって来たのは愛する孝志だった。


──ど、どうしたのかな?告白に来たのかな?私は妄想に心をときめかせて居た。



「はい!もちろんオーケーです!宜しくお願いします!」


「なんの話?……それより、ちょっと待っててね」


すると、孝志さんは昨日ブローノさんから受け取ったヘンテコな袋の中から巨大なドラム缶を取り出した。

そして薪や火をつけるライターらしき物と、火をつきやすくする油の様な物も一緒に取り出す。


……この組み合わせって……まさか……!



「お風呂ですか?!」


「そうだよ。急ぎだから町へは寄らないって聞いてたし、穂花ちゃんやブローノ王子には必要かな~と思ってね」


「やったー!ありがとう!孝志さん!」


私は孝志さんに飛び付こうと思ったが、寸前の所で堪えて止めた。先にお風呂に入って体を綺麗にしなくてはいけないからだ。


孝志さんが薪に火を付けてお風呂を沸かしてくれた。こんなのもう完全なる夫婦でしょ?!旦那の沸かしたお風呂に入る私。


今ハッキリと分かった、これは謝罪の旅では無く、孝志さんとの新婚旅行なのだと(※重症)



──元々孝志への好感度は恐ろしく高い穂花だが、コレを機にまた一段と愛が深まってしまうのだった。



♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎


~ユリウス視点~



「これ……味薄いな」


ユリウスは夜食を食べている所だった。

魔法で加工してある入れ物に入った肉を食べている。

食糧は大量に用意しているものの、殆どが保存食なので味は……いやもうハッキリ言おう。不味い。

こんなモノをブローノ王子に食べさせてるのかと思うと気が引ける。


そんな事を思ってた所へ、孝志が大量の何かを抱えてやって来る。


「ユリウスさん、好きなのを使って下さい」


そう言って孝志が見せてきたのは大量の調味料だった。

塩やソースは疎か、マヨネーズなども有る。そして何故かケチャップだけが大量に用意されていた。



「すまんな……」


「どういたしまして」


俺は礼を言って調味料に手を伸ばした。

……いや、待てよ?なんか他の人達に比べて──



「俺だけ貰えるのしょぼくね?」


俺はそう口にしながらも、大量に用意されているケチャップの中から一つを手に取った。

やっぱり、味付けと言ったらこれだ…!


そして、真っ先にケチャップへと手を伸ばしたユリウスの姿を見ていた孝志は、感心した様な表情で頷くのだった。


因みに、他の者達には既にお好みの調味料を配っており、ユリウスの所へやって来たのが一番最後だったりする。

そんな中、ケチャップを手に取ったのはユリウス一人だけだったので、ケチャップ好きの孝志はユリウスへの好感度を少し上げるのだった。



♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎


~アルマス視点~




「マスター、お腹空いた~」


「うっせ!土でも食ってろ!」


「orz……」


この一言で終わり……アルマスは孝志から非常に冷たい対応をされてしまった。


だがアルマスの孝志へ対する愛情は、既に限界を大きく超え、もはや何があっても下がらない領域にまで達してしまっている。

なので、例え本当に土を口に突っ込まれたとしても下がる事は決して無いのだ。


因みに、アルマスは食事を必要としないので、ただ構って欲しかっただけである。




──こうして孝志の冒険1日目は、意外にもすんなりと過ぎてゆくのだった……




いつも感想を楽しく拝見させて頂いてます。

ですがごめんなさい。

実はいま非常に忙しくて、執筆以外に時間が取れないでいます。

落ち着きましたら、返事もしていこうと思ってますので、宜しくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 穂花の恋はヒトタラシ勇者に届くのか‼️
[良い点] やっぱりコメディパートは最高に面白い パシり雑用係りのたかしさんに笑った [一言] 前にも書いたけどコメディパートは主人公弱くても面白いですがシリアス展開の時に弊害あるとしか思えません …
[気になる点] ドラム缶風呂はともかく、酔い止めと空容器と調味料は同程度の価値だと思うんですけどねえ。過剰に評価してる方がダメなのか文句を言う方がダメなのか分からないな。 [一言] 登場人物全員が残念…
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