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幻想ミッドウエー戦記    作者: 明日ハレル
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幻想ミッドウェー戦記 ナチス・ドイツ攻略編 その7

ドイツの名将マンシュタイン元帥はシールドと言う意味不明な防御兵器と戦う羽目になり、捕虜にしたパルティア王国軍歩兵魔法士がシールドを張れたので冬の間に攻略法を研究することになる。

幻想ミッドウェー戦記 ナチス・ドイツ攻略編 その7


10月後半フランス沖でドイツ・フランスの同盟艦隊とイギリス・アメリカ・日本の連合3国の艦隊が決戦を行い連合側が勝利し、特にフランス海軍に大打撃を与えた。


12月には残るドイツ主力部隊と連合軍の艦隊が戦い多数の犠牲を出しながらも連合国側が勝利しドイツ主力艦隊もほぼ壊滅した。


11月に入ると異常気象からか悪天候が続き、航空隊はほぼ主導が不可能な状態が続いた。


アメリカ・イタリアの2国軍に包囲されていたパリは陥落し、ナチス・フランス政府の幹部も逮捕され獄に繋がれナチス・フランスは滅亡した。


ドイツ軍も要害に立て籠もって出てこないので、パルティア王国軍も国境の簡易陣地まで引き上げ補給と部隊の整備に力を注いだ。


12月に入ると悪天候はさらに悪化し、降雪が続き深い所では1メートル以上積もるところもあり戦闘処ではなくなる。


年が代わって1946年となる。


1月・2月も異常気象が続き各国の軍は補給にも事欠くようになる。勿論ドイツも長年戦争を重ねているので余裕があるわけではなかった。


特に最前線への食料搬出はかなり厳しい状況であり、最前線での食糧不足は士気にかかわってくる。


10月に入ってマンシュタイン元帥は敵も悪天候で攻めて来れないので、補給が容易なライプチヒ方面へ第3軍団と共に後退する。


残ってドレスデンを守るのは第11軍団20個師団40万余の戦力だが、半数は部隊再編の為ベルリン方面まで行き部隊の再編成を行っていた。


更に11月以降積雪の為戦闘処で無くなり、両軍とも静かなる停戦状態が来年2月末まで続くのである。


マンシュタイン元帥は捕虜となったパルティア王国軍の魔法使いにシールドヲ張らせて破る手段を考案していた。


3か月の間に色々な実験が出来た。まず鋭い鋭角上の槍の様な物体を同時にシールドにぶつけると壊れやすい事だ。


サイやゾウを撃ち殺す強力な猟銃の様な衝撃力の強い武器でも破壊できた。つまり衝撃力の強い武器を開発できればシールドを貫通することが出来る様だ。


マンシュタイン元帥は結果を報告書にして軍本部に提出した。


ただシールドには上級魔法士が使う魔力を帯びた物や物理攻撃無効の力を持った物等色々な種類があり、この時点では彼には全てを理解できない物であった。


ただ通常の魔法兵士が使うシールドを破る手段を得たことになる。


2月末になると寒気団も後退して積雪も終わり、いよいよ春が来る3月を待つばかりとなる。







シールドは鋭角状の武器を高速で打ち出せば貫通できる結果が出た。10両余りの戦車に砲弾の代わりにモリを短くした物を製作し打ち出せるように改造していた。


後日ナチス・ドイツとナチス・フランス海軍とアメリカ及びイギリス、日本の連合艦隊の決戦は特別編として追加で書きます。艦名やら資料を調べるのにかなり時間が掛かります。

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