幻想ミッドウェー戦記 ナチス・ドイツ攻略編 その4
アジア連合とナチス・ドイツの主力部隊がスロバニア方面で激突する。
幻想ミッドウェー戦記 ナチス・ドイツ攻略編 その4
8月初頭パルティア王国軍を先頭にアジア連合軍40個師団80万余がスロバキアの国境を越えた。
上空では両軍の戦闘機が乱戦を開始していた。ドイツ軍もジェット機を有しているがまだ本国に実験部隊が要るレベルだ。両軍ともレシプロ機での戦いとなる。
ドイツ側の主力はタンク152等を中心とする最強のレシプロ機だ!この物語ではTa152-C型機を登場させる。DB603E(離昇出力1800馬力)を搭載し最高速度730キロを誇る。
両翼にMG15120ミリ機銃(弾数150発)4基と機首に30ミリ機銃1基(弾数90発)を持つ強武装の戦闘機だ。
日本空軍は飛燕3型(海軍名新風3型)が主力であり、一部5式戦疾風(海軍名烈風)が配備されていた。
飛燕3型は金星5型エンジン1650馬力を持つ戦闘機で1型と違って聖20ミリ機関砲4基を持ち(弾数500発)機種に聖30ミリ機関脳1基(弾数200発)を持つ。
最大速度750キロ 航続力2400キロ(補助タンク1個で3000キロ迄行動可能)
特に防御力を高め20ミリ機銃で撃墜出来難い防御力を持つ。
5式戦疾風Ⅰ 最大速度780キロ 航続力2700キロ(補助タンクで3400キロ迄飛行可)水冷水星2200馬力エンジン1基
性能的に見てタンク152Cは世界でも最強の部類に入る戦闘機だが、飛燕Ⅲで何とか互角かやや不利レベルで5式戦疾風Ⅰには及ばないレベルとなる。
紫電改で採用された自動空戦フラップを持つ日本機はゼロ戦ほどの格闘戦能力は無いが、他国の戦闘機に遅れることは一切いあり得ないレベルだ。
又パイロットのレベルも殆どがCランクより上なので負けることは少ない、又戦略司令機黄龍が指揮を執るので戦術でもほぼ負けない状態が続いていた。
ドイツ軍はタンク152C型を1千機とBF109Gが2千機、FW190A-81千機等4千機を繰り出してきた。
日本空軍は先鋒として飛燕Ⅲ3千機と疾風Ⅰ1千機の合計4千機が出動する。
数個の飛行場に分散した航空隊はスロバキアの国境付近で激突した。
前哨戦は航空戦だ!ドイツの航空機は優秀なものが多いが日本空軍の主力が出ているので残念ながら軍配はアジア連合に上がりそうだ。




