幻想ミッドウェー戦記 ナチス・ロシア攻略編 その10
アジア連合軍はナチス・ロシア王国の首都モスクワに対し空爆と長距離砲撃を開始する。
幻想ミッドウェー戦記 ナチス・ロシア攻略編 その10
8月末
満州国軍を中心とする朝鮮国軍、台湾軍合計20個師団総勢40万余の大部隊がモスクワに対して攻撃を開始する。
まず、航空部隊が中心となり旧式の日本国の航空機が中心となり攻撃し、勿論周辺に待機する火砲部隊も砲撃を開始していた。
ロシア軍の航空戦力は現状ほぼ壊滅していた。満州国の99式戦闘機(アジア連合の主力戦闘機 鍾馗Ⅱの劣化バージョン)を中心に3千機余りが攻撃を開始する。
攻撃の主力は99式爆撃機だ、空軍の2式双爆飛竜改の防衛力を上げて航続力を3200キロから2400キロに縮めたバージョンだ。
海軍は広大な太平洋での戦いを意識し出来るだけ航続力を伸ばすことを主眼にしていたが、大陸での戦いは全て地面であり、最悪道路にも着陸は出来る。
簡易の飛行場を多く作れば作戦範囲も広がるので海軍との戦い方には違いがあった。
99式双爆凡そ1500機が参加していた。99式司令偵察機蒼光Ⅱも30機余りが加わっていた。蒼光Ⅱは100式司令偵察機の改良バージョンで初期型の司令作戦機だ。
モスクワは4~5日で火の海となり近衛軍も北にあるノブゴロド市に後退する。
ロシア国王セイガル3世はナチス化したロシアを離れてビザンツ帝国の首都コンスタンティノープルに移住し保護されていた。
現在のロシアの支配者はナチス党の党首シュゼットンであった。彼はマルクス派の共産主義者やウラジミール以下の社会主義者を放逐し政権を乗っ取ったのである。
その間多くの政治家や軍人たちが暗殺された、この為国王以下多くの者がビザンツ帝国へ亡命した。セイガル3世は重要な人材の大半を予めビザンツ帝国へ移していた。
ナチスの背後にある魔法組織には対抗できないからだ、まずフランス王国がやられた、国王以下の大半の重要人物が抹殺されてしまったのだ。
次はロシアの番となったドイツの総統ヒトラーが3国同盟を持ちかけてきたのだった。
この時点でセイガル3世は多くの重要人物や一族と騎士たちと共に亡命したのだアテナ神軍が守るビザンツ帝国へ。
ロシア王国はモスクワ公国とノブゴロド公国が連立してできた国だ。副首都ノブゴロドもアジア連合軍の侵攻でモスクワ陥落の2月後に落ちた。
ナチス・ロシア王国は首都と副首都を失い11月末にアジア連合に降伏した。
ナチス・ロシア王国は首都モスクワ及び副首都ノブゴロドを失いアジア連合軍に降伏した。
次の目標はナチス・ドイツ帝国本国である。




