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幻想ミッドウエー戦記    作者: 明日ハレル
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幻想ミッドウェー戦記 アメリカ東海岸攻略編 その3

日本軍はアメリカ軍のパイロットのレベルが低く夜間攻撃に対応できないのを見越して、アメリカの戦力を削っていく。


既に夜間爆撃を中心としてアメリカ軍の航空戦力を3万機以上壊滅させてきた。

幻想ミッドウェー戦記 アメリカ東海岸攻略編 その3


7月に入って日本軍は大型爆撃機を格納できる大型の掩体壕が完成させ、本格的なアメリカへの猛攻が開始される。


飽く迄夜間爆撃が主力であり、アメリカ側は苦戦する。日本軍の度重なる猛攻でパイロット達はベテランから先に戦死し、新人ばかりが残ることになり戦力は低下する。


夜間発進できるような有能なパイロットは余りにも少ない、夜間戦闘機P-50ブラックウイドウやP-38N等の野戦タイプの生産数も少ないので、日本軍を食い止められない。


日本軍は500機余りの爆撃機が300機余りの戦闘機の護衛で進撃して来る。


数十機の夜間戦闘機が立ち向かっても数で圧倒され、出るたびに雷天重戦闘機や飛燕Ⅲや鍾馗Ⅱに追い回されるだけで殆どが各地で壊滅した。


又日本軍は爆撃する時間がまちまちで24時間体制での待機は難しい。アメリカの爆撃隊は殆どが夜間発進できないので爆撃を受けると地上で全滅してしまう。


掩体壕に退避していた機体も日本軍の大型機が7月より参加して1トン徹甲弾を用いて掩体壕ごと破壊するので、殆どの航空機は地上で壊滅した。


日本軍はパイロットや兵士の宿舎を調べて夜間就寝中爆撃するので、戦死者が大幅に増えていた。


7月後半日本本土に戻って修理や整備に3~4か月を使い補修された日本の主力機動部隊がハワイに集結した。


第1~第8護衛隊は編成の中の海燕級護衛空母を外して、新規建造された竜翔級軽空母4隻が加わり、竜翔級4隻高雀級軽空母4隻の編成となる。


その他の護衛艦隊は以前のままで艦載機は608機と大幅に増強された。アメリカ東海岸方面に居る第9・10護衛隊も本土帰還後再編成される。


新編成で余った海燕級護衛空母は改装された千歳型直掩空母や瑞宝級直掩空母と組んで新たに第11~20護衛隊を組むように再先制の為3月には本土に既に帰還していた。


竜翔級軽空母(日本海軍では基準排水量2万トン以下を軽空母と呼ぶ)

基準排水量18000トン 満載排水量24000トン 35ノット 航続力12000カイリ 航空機72機搭載(偵察機4機は露天係止) 艦戦40機 艦爆16機 艦攻16機 2型水中翼4基 長15センチ両用砲連装16基 40ミリ聖級4連機関砲32基


竜翔級軽空母は飛行甲板に1インチ(2,5センチ)の軽量の超硬度鋼板を持つ空母で250キロ爆弾の直撃に耐える防御力がある。(これは飛竜改級、翔鶴改級、飛鷹改級に使用されている)

更に紅龍級空母や天鶴級空母や赤城改級は2インチ(5センチ)の超硬度鋼板を使用し、500キロ爆弾の直撃に耐える防御力がある。


飛行甲板の装甲化で船の重心が上がる為、水中翼と水中装甲の強化で対処していた。


日本軍再編成後の各部隊


第1機動部隊 司令官山口高志中将


赤城級改空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機896機(ジェット機の場合736機) 


護衛艦隊石狩級防空巡洋艦8隻 天塩級防空巡洋艦8隻 天風級防空駆逐艦24隻 特型駆逐艦24隻


第2機動部隊 司令官城島健司中将


天鶴級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機896機(ジェット機の場合736機)


護衛艦隊は以下同じ


第3機動部隊 司令官城島壮樹中将


天鶴級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機896機(ジェット機の場合736機)


護衛艦隊は以下同じ


第4機動部隊 司令官山口闘志中将


天鶴級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機896機(ジェット機の場合736機)


護衛艦隊は以下同じ


第5機動部隊 司令官角田知二中将


天鶴級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機896機(ジェット機の場合736機)


護衛艦隊は以下同じ


第6機動部隊 司令官青木一二三中将


紅龍級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機672機


護衛艦隊 生駒級重巡洋艦8隻 音無し級軽巡洋艦8隻 秋月級防空駆逐艦24隻 

特型駆逐艦24隻


第7機動部隊 司令官岡田利樹中将


紅龍級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機672機


護衛艦隊は以下同じ


第8機動部隊 司令官加来止男中将


紅龍級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機672機


護衛艦隊は以下同じ


第9機動部隊 司令官柳本信持中将


紅龍級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機672機


護衛艦隊は以下同じ


第10機動部隊 司令官青木宏典中将


紅龍級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機672機


護衛艦隊は以下同じ


第11機動部隊 司令官岡田稔中将


翔鶴改級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機672機


護衛艦隊は以下同じ


第12機動部隊 司令官加来仁雄中将


翔鶴改級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機672機


護衛艦隊は以下同じ


第13機動部隊 司令官柳本孝信中将


飛竜改級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機544機


護衛艦隊は以下同じ


第14機動部隊 司令官竹中中将


飛竜改級空母4隻 水雀級直掩空母4隻 航空機544機


護衛艦隊は以下同じ


第21機動部隊 司令官東少将


飛鷹改級空母4隻 海燕級護衛空母4隻 航空機528機


生駒級重巡洋艦8隻音無し級軽巡洋艦8隻秋月級防空駆逐艦24隻特型駆逐艦24隻


第22機動部隊 司令官高野少将


飛鷹改級空母4隻 海燕級護衛空母4隻 航空機528機


護衛艦隊は以下同じ


第23機動部隊 司令官林少将


飛鷹改級空母4隻 海燕級護衛空母4隻 航空機528機


護衛艦隊は以下同じ


第24機動部隊 司令官北見少将


飛鷹改級空母4隻 海燕級護衛空母4隻 航空機528機


護衛艦隊は以下同じ









新鋭海神以下の護衛部隊が先行しカリブ海を目指していく。更に14個正規機動部隊が進撃を開始した。


誤字訂正ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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