幻想ミッドウェー戦記 序章ーその5
序章ーその5。まだ序章なので内容はありません。
幻想ミッドウェー戦記 序章ーその5
9月オーストラリアから軍需物資が送られてこないと日本側と休戦するしかないと最後通牒が送られてくる。オーストラリア兵はインドや北アフリカに配置されている。
この戦力の喪失は英連邦諸国だけではなく、アメリカにも痛い結果となる、オーストラリアの資源はアメリカに取っても重要だ。
1942年以降東南アジアの主要拠点は日本軍が占領し、インドネシア、マレーシア、タイ、ビルマ、ベトナム、カンボジア等は既に独立していいた。
中立国扱いのアメリカ船籍の船以外は基本的に通行できない。英連邦には宣戦布告がされていた。
更に日本軍の援助でゲリラ部隊も発足し、海賊行為を行っていた。アメリカ船籍の輸送船も襲撃を受けていた。
遂にルーズベルトはだまし討ちになろうが、卑怯な手段を使ってでも日本との戦争状態に持っていくことを3軍と諜報部に命じ、作戦が検討され10月には実行される。
10月3日アメリカの輸送艦と商船の小部隊がフィリピンでゲリラの攻撃で壊滅した。
10月8日アメリカ側は声は日本によるゲリラを使った攻撃だと大いに非難し、謝罪と賠償を要求して国連で論争となる。
しかし、日本側はゲリラが日本軍によって行動した証明を求め激しく論争するが、アメリカ側は謝罪と賠償がない場合宣戦を布告すると脅してくる。
日本側は調査団を送ることを提案し、ゲリラ側と交渉する用意があると譲歩するが、戦争をやりたいアメリカ側は謝罪と賠償を求め10月15日までにと要求する。
それを日本側も察知しているので、要求はのめないと突っぱねる!
いよいよアメリカとの戦争が開始される。本来なら昨年の12月8日に開戦している。凡そ1年ほどの日数を稼げたことになる。
航空機の生産も順調で全員が教官クラスの日本軍パイロットは多くの若者をこの間に鍛えていた。予備士官を含め航空兵の戦力は以前の10倍になっていた。
これからも台湾、朝鮮、フイリピン、インドネシア、マレーシア、漢帝国の若者達が数多く軍に参加してきていた。
アメリカとの対戦に備え準備はほぼ完了している。後は戦うだけだ!
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