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幻想ミッドウエー戦記    作者: 明日ハレル
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幻想ミッドウェー戦記 アメリカ西海岸攻略編 その6

日本はいよいよアメリカの一部の占領を決意し作戦を決行する!

幻想ミッドウェー戦記 アメリカ西海岸攻略編 その6


雪風元帥は昼から陛下や重臣及び文官達に今回の作戦の大まかな所を説明する重臣会議が


ある。説明は5名いる補佐官の誰かが行うだろう。


最近副官に任命された天水の姜維将軍が結構重用されているらしい。彼がするかもしれな


い。


天水の姜維はムー侯国が転生させた英雄の一人でチート能力を持つ勇者だ。


山口は残る6名とで暫く歓談し、作戦内容に関してもう少し掘り下げて、細かい点まで


チェックする。今回の作戦は初手が大事だここで失敗すると後後響いてくる。


30分程歓談し、それぞれ各長官室に戻った後に皆で昼食を済ませた。


山口多聞参謀長は昼食後参謀長室に戻り、会議の資料を整理しつつ、作戦をもう一打点検


していく。何処かミスが無いか慎重に見直していく。


アメリカは今まで本国を攻められたことが無い、磁気嵐が発生しそれに伴う電波障害に乗


じて攻める。


アメリカ軍もレーダーが効きにくいこの日に攻めて来るとは思わないだろう。


こちらのレーダーはレベル4に達しているので短波域帯を使えばそれ程妨害を受けない。


アメリカ軍はまだ長波帯を使っているので、レーダーの妨害波は酷い状態になるだろう。


こちら側は星弾と光弾を用い、飽く迄レーダーが効かない状態と敵に思わせて攻撃する。


敵は油断もあり、おそらく大した備えをしていないだろう。


此方は日が落ちてから夜間攻撃を加える。敵に夜間出撃出来る部隊は無い。


東海岸で新型機P-50(ブラックウイドウ)夜間戦闘機の実験部隊が編成され現在訓練中。


西海岸でもP-38の夜間戦闘機タイプが実験機として完成し、1個中隊が訓練に入った。


今回の戦闘に参加できるレベルではなかった。


レベルの低いパイロットが主なので夜間飛行できる戦闘機もほぼいない。


アメリカ軍には有効な反撃手段がないのだ。こちらの1方的な戦いになるだろう。


何度経緯を繰り返してもアメリカ軍が真面に反撃できる余地もなかった。


この作戦は恐らく諸葛亮ら7軍師達が考えたのだろう。相変わらず一部の隙も無い作戦


だ。


この作戦と並行して、パナマ攻略部隊もこの磁気嵐に乗じてパナマを攻略すべく侵攻して


いて、陸軍戦力は2個師団で護衛には第7・8護衛隊と独立第12艦隊が参加していた。


指揮官は海軍の阿部中将が司令官となり全軍を率いている。


独立第12艦隊 司令官阿部中将


戦艦隠岐1011(コロラド) 戦艦隠岐1012(メイン)隠岐1013(ノースカロライナ)


以上3艦は修理と改造完了 隠岐1014(サウスダコタ)ハワイで修理中を拿捕。


戦艦4隻生駒級重巡洋艦4隻音無し級軽巡洋艦4隻特型駆逐艦16隻


第7護衛隊 司令官岡田少将(元空母天城艦長)


高雀級軽空母4隻 海燕級護衛空母4隻 生駒級重巡洋艦8隻 天塩級防空巡洋艦8隻


秋月級防空駆逐艦24隻 特型駆逐艦24隻


第8護衛隊 司令官内田少将(元空母隼鷹艦長)


第7護衛隊と同数


第605郵送部隊 司令官得田少将


高速1万トン輸送船40隻 生駒級重巡洋艦2隻 天龍級旧式軽巡洋艦4隻 特型駆逐艦16隻 赤松級護衛駆逐艦24隻 大菊級海防艦24隻 大島級護衛空母4隻 補給艦8隻 給油艦4隻 タンカー4隻











磁気嵐による電波障害により、アメリカの西海岸にあった戦力はほぼ壊滅した。後は占領地の確保である。


制空・制海権を握っている日本側が有利であった。

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