幻想ミッドウエー戦記 序章ーその1
戦争は悲惨な行為だが生き残りをかけた戦いには後世に残す教訓がある。自分の25倍以上の国力を持つ国家との戦いはほぼ不可能であろう。不可能を可能に変えるのが戦略であり、戦術である。
ただ今回日本は戦争のやり方を間違えた、従来通り敵の接近を待ち日本近海で敵を待ち受け総攻撃に出ることが本来の戦い方だ。
初戦で航空機の重要性を敵に知らせる必要はない。飽く迄戦艦は戦艦で攻撃する事これも重要だ。
幻想ミッドウエー戦記 序章ーその1
皆さんはミッドウェー海戦を知っておられるでしょうか?
当時日本は第2次世界大戦に参加しアメリカ・イギリスを中心とする連合国と戦争状態にありました。
日本はドイツ・イタリアと3国同盟を結び、全体主義国家ヒットラー率いるドイツと同盟して戦っていたのです。
この時点でドイツと結ぶ事は間違いですが、歴史の流れからこういう事態になってしまいました。
開戦初頭ハワイのアメリカ太平洋艦隊の戦艦8隻を壊滅させ、イギリスの東洋艦隊の戦艦プリンス・オブ・ウエルズと巡洋戦艦のレパルスを撃沈し初戦では大勝利を収めた。
しかし、この戦いで日本軍は航空機の有用性を連合国に教えてしまった!
この時まであくまで戦艦は戦艦の砲撃で沈めるものがこの当時の常識で航空機がこれほどの威力を持っているとは知らなかったのだ。
そして6月日本海軍は主力部隊でアメリカのミッドウエーを攻略すべく行動を開始していた。しかし、アメリカの暗号解読班は日本の攻撃目標を察知していたのだ!
日本海軍はこれ以降暗号の情報が漏れたことにより、戦いの主導権を奪われていく。
待ち伏せを受けた南雲中将率いる日本の空母主力部隊は壊滅し、正規空母4隻と航空機300余機を失いこれ以後はアメリカに主導権を奪われ終戦にいたるのである。
もしミッドウエーで日本海軍が勝利を収めてアメリカの機動部隊が壊滅したら、以降の戦争の推移は又違ったものになっていたでしょう。
今回は少し設定を変更しミッドウエー開戦を再現させたいと思います。
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以上よろしくお願いします
戦争とは国家と国家がぶつかる総力戦である。是に勝利するには当時の日本は味方が少なすぎた。
中国はアメリカにすり寄り、他のアジア諸国はほぼヨーロッパの植民地であり、最終的に味方になったのはナチス・ドイツとイタリアであった。
今回は設定を変更し、アジア連合という物が存在し、漢帝国を中心とする最強陸軍国家が味方に付く。
ギリシャ、ユーゴスラビア、ブルガリア、ルーマニア、トルコ、シリア、黒海周辺を領土とするビザンチン帝国は常備軍50万余の戦力があり西ヨーロッパ隋一の陸軍強国であった。
更にイラン、イラク、アフガニスタン、クウェート、アルメニアを領土とするパルティア王国やパキスタン、カシュミル、トルクメン、キルギス、トルキスタンを領土とするクシャーナ王朝も同様に50万余の常備軍を有する。
漢帝国においては配下の4王国が常備軍30万余、本国の近衛軍が50万余有り、200万近い戦力を有していた。アジア最強の陸軍国家である。