第6話10人の英雄解散の危機
2025年1月2日、あの騒動があってから笠井と美琴は大晦日のダブルデートのあとお互いに距離を置いている。「笠井君と美琴ちゃん距離置いてるけど大丈夫かな?」と美咲が言う。「距離を置いてると言えばあいつらも」と松浦が言う。松浦達がデートから帰ると重い空気になっていた。どうしたのか松浦が山川に聞いてみると川上と佐々木がおせち料理の中身に何をいれるかという正直どうでもいいようなことで喧嘩したらしい。「川上、佐々木どうでもいいようなことで喧嘩すんな。早く仲直りしろ。」と浅井が言うと「浅井、それ以上言うな。」と古賀が止めた。その時新年初めての出動号令がかかった。「東京都足立区西新井大師に敵出現英雄出動せよ。」と門田から号令がかかった。「新年早々手間かけさせるなっつーの。」と倉林が言う。「とにかく行くぞ。」と松浦が言った。
「くじは全て大凶だー。」敵は全てのくじ引きの中身を大凶に変えてしまっていた。くじを引きに来た人は「私大凶なんだけど。」「俺も大凶だ。」と運がの悪さに落ち込む。「なんか皆元気ないな」と大須賀が言う。「あの人たちが持ってるくじ引きの紙全部大凶?」と笠井が呟いた。「お前そこで何やってる?」と松浦が敵に叫んだ。「英雄?お前らもくじを引きに来たのか?」「全て大凶のくじを誰が引くんだよ。」と佐々木が言い敵に斬撃を繰り出す。続いて山﨑、浅井が斬撃を繰り出し古賀、倉林、笠井、大須賀が弾撃を繰り出し松浦と山川が斬撃と弾撃を繰り出した。「川上どうした?」と笠井が言う。「佐々木とは戦えない。」と川上が言った。「戦いに支障が出る。一旦引くぞ。」と松浦が言い川上達は引いた。「逃げたか。英雄が仲間割れとは絶好のチャンスだー。」
「川上、佐々木戦いに支障が出る。お前らは休んどけ。」と山﨑が言った。「俺も英雄だ。」と川上と佐々木が口を揃えて言う。「とにかく今回だけは8人だ。あと笠井お前も美琴とあいた距離を縮めろよ。」と松浦が言った。
松浦達が戻ると美咲が心配そうに美琴を見ていた。「松浦君達が戦いに行ってからずっと泣いてるの。」と美咲が言うと笠井が美琴の後ろに行き何も言わずに美琴を抱きしめた。「笠井君。ありがとう。それをずっと待ってたの。」と美琴が言った。「そうか。ごめんな。」と笠井が言った。
「英雄出動西新井大師に再び敵出現」と門田から号令がかかった。「笠井行くぞ。」と松浦は言い川上と佐々木の2人を置いていった。
「待てそこまでだ。」「英雄か。ん?2人足りないな。」「お前にとっては不利な状況かもな。」と松浦が言い松浦、山﨑、浅井が斬撃を古賀、倉林、山川、笠井、大須賀が弾撃を繰り出す。
その頃、川上と佐々木は無言で大人しくしていた。「川上君、佐々木君これ食べてみて。」と美咲が2人に出したのはおせち料理だった。「何を入れるかよりも全部入れたらいいんじゃない。私は山川君からおせちの具材全部聞いたから。」と美咲は微笑んだ。「なんか俺達どうでもいいことで喧嘩してたみたいだな。佐々木ごめん。」「俺もごめん。」と佐々木と川上は仲直りした。
「決めるぞ!」と松浦が言い全員で斬撃を繰り出した。敵は爆発した。松浦達が帰ろうとした時「待てよ。」と1人の少年に呼び止められた。「俺は五十嵐拓海。五十嵐健太の孫だ。英雄に告げる解散だ。」突然現れた五十嵐拓海と名乗る男英雄解散とはどうゆうことなのか。
次回予告
拓海の言葉に納得がいかない川上たち
英雄が恋愛できるようになった本当の意味とは?
そして松浦たちがとった行動とは?
次回
第7話さらば友よ