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19、また1人減り

久々の更新

数えてみると9カ月ぶりである。

私のような実生活を交えた雑記でも時間が取れないことがままあるというのに、

ストーリーを書いている方々のアクティブさは素晴らしいと思う。

それともアイデアが出てきてペンが止まらないようなバブル状態なのだろうか。

兎にも角にもありがたく読ませていただくので頑張っていただきたい。



前回書いた物が勤め先の事業規模縮小の話題だったが、

予想通り私は部署を移動になってしまった。

自宅から近い勤務地になり、通勤時間が大幅に減ったものの

業務は新しいこと尽くしで今までのように自堕落にはできずにいる。

仕事に忙殺されているほうが、隙間時間に物思いに耽ることもないため有難い。


さて、久々に更新したには理由があるもので、

結論から述べてしまえば父が死んだ。

昨年の入院後も別段回復傾向になることもなく、

自宅療養でずっと寝たきりで、流動食を食べ続け、

うまく呼吸ができなくなりそのまますーっと息を引き取った。

特に遺書も遺言もなく、母と救急看護の方に看取られての最後だった。

その日は朝から少し体調が悪かったようで、

血圧・酸素濃度共にかなり低い数値だったようだ。

昼食はグラタンが食べたいと言っていたそうだが、

それが父と母の最後の会話となった。


夜、意識レベルの低下に伴い、

私や兄弟の所へ連絡があったが、

向かっている間にそのまま心肺機能が停止した。

意識は一度も戻らず何も会話はできなかったそうだ。

自宅で亡くなったためその場で医師が死亡診断書を書いていた。

死因欄には以前から診断されていた指定難病の正式名称が書かれていた。


父が亡くなる少し前に同居していた弟が就職先の近くへ引っ越していたため、

現在実家では母が一人で暮らしている。

老人ホームにいる祖母には父が亡くなったことは伝えていない。

叔母は我々の判断にゆだねると言っていた。

私は伝えたほうがいいとは言ったものの、

コロナ禍で老人ホームの中に入ることができず直接のやり取りが祖母とはできない。

もう老人ホームからでることは難しいと前から言われている。

帰ってくるとなれば姿が見えないので説明せざるをえないがその可能性は低そうだ。


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