12、お遍路①
連休を使って次男を連れてお遍路行ってきた。
とは言っても徒歩なので徳島県分しか回れなかった。
特に下準備・下調べをしていないので本当にただ巡っただけという状態。
一応現地で輪袈裟だけ購入したものの、
白い衣装や杖や笠は特に必要性を感じなかった。
私服+輪袈裟+運動靴というお遍路スタイル。
よくよく考えれば気づけたことだが、ただ寺を巡ればいいということでもなかった。
各所でやること、必要な道具が結構求められた。
衣装・道具
輪袈裟
唯一買ったもの。お坊さんの法衣を簡略化したものらしい。
これをかけていれば正装扱いらしいので買った。
柄が激しいものが多かったが白めのもので1つ2~3000円の物を購入。
数珠
これはよく考えればわかったものの筆頭格。
本当に何も考えずに行動したため持って行っていなかったが、購入するには至らなかった。
各霊場で珠を買って自分でオリジナルの物も作れるようだった。
納経帳
要は一時期流行った御朱印帳のお遍路バージョンだった。
これがお遍路スタンプラリーの証明なのだろうが、別にいいかなと思い買わなかった。
納め札
各寺に立ち寄った際に納める札。名前住所などの個人情報と願い事を書くらしい。
お寺で買えてその場で書くものがあったときに何枚かだしたが、
ストックを買って持ち歩いていないので、夜遅い時等はそのままスルーして巡った。
願い事は特に考えていなかったが、四字熟語で書くのが基本らしく困った。
「死者蘇生」と「安楽死願」と書いたが恐らく使用用途は間違っているだろう。
願うことがないので重要視していなかったが、途中で名刺代わりに使うことがあり困った。
みんな個人情報を交換し合うのか・・・
杖
登山の杖と同じ役目と思っていたら違った。
杖自体に書き込みがされており、お大師様(空海)と一緒に巡っているという意味があった。
ほとんどお遍路らしき衣装をしていないせいかあまり遭遇しなかったが、
飲み物をくれたり、無料で泊めてくれたりと、経路にある民家の人はとても協力的だ。
このコロナの最中でも協力してくれるのはとても信心深いなとは感じたものの。
子供もいたので事前にホテルを予約しており、泊めてもらうことはなかった。
ただそのせいで時間内にホテルにつかないと野宿の為かなりハイペースで回った。
ほぼトレイルランだったため、その点について息子が愚痴をこぼしていた。
おいしいうどんを食べに行こうと連れ出された彼は、
生まれて初めての飛行機に乗って初めてやばいことにきづいたようで、その姿は面白かった。
以前出た「泣くほど笑う」という項目は意外と息子たちを絡めればいけるかもしれないと思った。