六章 現在そして…
今、私は障がい者手帳の交付を受けている。
精神障害三級だ。
口の悪い人は得になった等と言うらしいが、とんでもない。
好きでなったわけじゃ無い、健常者の方がいいに決まっている。
世間には、発達障害を公表して活動している著名人も居るが、
当然極一部である。
大半は私のようにもがき、苦しみ、
地を這うようにギリギリで生活しているのである。
社会にはもっと理解を進めていただきたい。
確かに特異な才能を発揮している人も居るだろう。
だが、才能を埋もれさせ、うつ状態、更にうつ病を発症し、
もがき、苦しみ、中には自分で命を絶つ人も居たのではないかと思う。
世間にはそんな人が大半なのだと思う。
引用になるが、
厚生労働省の「患者調査」及び
「精神保健福祉資料調査」の結果による発達障害者の数
を見ると、平成26年10月推計値で約20万人居るそうだ。
これは診察を受け、診断された方の数だろうから、
実際はもっと居るのではないだろうか?
実際、私も受診するまで解らなかったのだから。
もし、これを読まれた読者の方の中に思い当たる方が居るのなら、
受診することをおすすめする。
私は受診が遅かったと思っている。
結果、今でも家族に迷惑をかけている。
周りの家族のために、何より自分自身のために、強く受診をおすすめする。
現在39歳、誕生日を迎えれば40歳になる。
私は6歳の息子の為に、そして今まで支えてくれた妻に酬いる為に、
前に進まなくてはならない。
「障害」とうまく付き合いながら。
最初に不幸自慢と銘打ちましたが、もちろん本心ではありません。
ただ、こういうやつも居るんだと言うことを、知ってもらいたい。
その一念で付けたタイトルです。
先にも書いたように、おなじ悩みを抱えて居る方への、
メッセージになれば幸いと思います。
この小説を通じて、情報交換とかできたら良いなとかも考えています。
最後になりますが、ここまで読んでくださった方、有難うございます。




