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・終章 悪魔との邂逅
「次のお客様は貴方ですか。」
「いらっしゃ~い。ここは貴方の夢の中であり、私達の職場です。私から言わせれば貴方はお客さんですねぇ~。」
「私達が誰か、ですか?私達は貴方達人間の言う“悪魔”というモノですよ。まあ、サキュバスとかのように文献に残されている悪魔ではありませんが」
「私はアニス、こっちの猫と遊んでいるのがシーナです」
「さて、私たちは貴方に貴方が望んだ幸福を与えます。」
「貴方が幸福を得る為に、お代はいりません♪」
「本当にお代はいりませんよ」
―…さぁ。貴方は何を望みますか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今回は主人公が敗北して終わる小説で最後の章では読者様への応答をしてみました。大変厚かましいとは思いますが、感想やアドバイス、レビュー等をいただけると幸いです。誹謗中傷も受け付けます。