表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初動衝動  作者: 絶望大福
73/243

揺れる日々にさよならを

浮かぶ月 夜を駆ける

弱っていく姿はもう見たくはない

同じことを思う人が

ほとんどの中で

一体何ができるのだろう


たったひとつの楽しみが

動かす足に力を与える

誇張されたものまねに

オノマトペの会話が流れる


やりきれず 不安定で

流れる日々に 残るものは何

助かるだと 的外れで

気持ちも知らずに それらしく

ほったらかされた 立場の中


ここで見つけたものは

前より少し強くする

ユニゾンで合わせた 歌声は

似た者同士の春の風


寄り添う形を 夢に見て

知らない花の匂いを嗅ぐ

夜な夜な浮かぶ 君の顔

雪を溶かす 桜の歌


頼りなくつけた火の玉がある

やらずに出てくる その場限り

状況ばかりに 言い訳つけて

やり切るステージに嫉妬を覚える


間もなく始まる 知らない世界に

既に始まっている 知らない世界に

覚悟だけで 突き進む


揺れる日々に さよならを

後は君が居てくれれば

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ