表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初動衝動  作者: 絶望大福
47/243

永遠の雨

静かに止まったスロットに

どこかで聞いた名前があった

魂逆立てド派手な衣装

未体験の雷が閃く

期待はずれのピアノの音は

永遠に降る雨を鳴らした

心は掴まれ全てを捧げる

地響き立てて隣の街まで

象徴表し天井先まで

綺麗な化粧の長い髪

繊細すぎる乱雑な素行

透明感のエッフェル塔

血を吐く週末は叫ばれた

ブレることなく職人の嫉妬

曲げない爪は敵を作らず

いきなり立った赤いステージ

ジョーカー片手に迷い込む

深く隠した悲しみたちは

転がりひしゃげた、光を失う

花を虜に言葉を作った

ピンク色の自由な怪獣

涙の参列、蛇の道

既に時は止まっていた

そこから時は動き始めた

止まった時間を滑る鼓膜は

14個目の星から回し始める

予兆を探ると舌を出し

小出しに出てくる

時、止まる前夜

興奮状態、時空の旅は

もたずに冷えた頃に動く

ひとつも漏らさず手を差し伸べ

できる限りを掴んだ日々

忘れることない心変わり

忘れたいつかの永遠の雨

今では越えない嬉しい画面

たったひとつの時代を裂いた

不安定な核弾頭

今でもたまに聞こえる雨は

永遠なるもの降り続き

誰かの心をまた打つピアノ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ