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初動衝動  作者: 絶望大福
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すべてのものを

南の島の光った月を

綺麗だなあとぼやいたあなたは

類稀なる言葉を選んで

静かな心地をくれました

伸びやかな坂道を登り切り

潰れた武器は既になく

心も身体も疲れたようで

少し休んで顔をあげた

そんな日暮れに出会いました

手と手の間に空間を空け

静かに闘志を自分のペースで

心変わりは多いけれども

確かな音符が見えました

語り語った道標

ちらっと見えたぼんやりした顔

何故か小銭は出てきたようで

束なるプレス、気持ちをえぐった

どでかい花火は打ち上がらずに

もうダメだろうと声がする

それでもあなたは吹雪に負けず

僕らに勇気をくれました

まっすぐな素直さ重なる言葉

朝も昼も夜も風も

春も夏も秋も冬も

すべてのものを柔らかく優しく

心をゆっくり温めるのであります


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