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初動衝動  作者: 絶望大福
42/243

アンバランス

どうにもこうにも考えられず

不安定な天気は続きます

変わってしまった隣の席は

防波堤越しに僕を見る

目を細めた砕けた時は

一体どこへ行ったのだろう

50000の星が降ってきて

握ったひとつを引き出しへ

身を削って歩いてみれば

しまった光は忘れていく

黒く染まった靴の底

空への飛び方、思考停止

雲を渡る遊び心

滑り台を下っていく

寡黙に車を走らせて

育った感覚を大切に

消えてしまったあめ玉は

舌が痺れる甘い味

逆らい続ける言い訳は

ほとんど僕を動かしている

それでいいのに

なんだかんだと

よくも分からぬ柱ができる

溜まりに溜まる紙くずは

それほど気持ちを高揚させない

輝くバスへ乗り遅れぬよう

糸の上を駆け足で渡る

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