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きっと
清らかな川だ
考え次第で見え方も違う
覚えたてのルールの中で
不安定な心が騒ぐ
ちっぽけな意思が寒空に呑まれた
鳥肌を繰り返す はじまったばかり
爆発寸前のところまできて
半分だけ目を閉じる
汚れていく部屋の中
忙しさを表すようで
何もできないもどかしさに
太陽と月も区別できない
一か百かのセリフのように
弱る身体にムチ打つように
強めの炭酸が喉を殴る
何色かに染まった道を
ただひたすら真っ直ぐへは進めない
寄り道をして 間違えだらけの生き方で
最後の最後で笑ってみせる
ありふれない 誰もありふれない
あめ玉で疲れを癒して
また今日もおんなじ時間
ハッピーエンドのはず
この先はきっと この先はきっと