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明日はどうだろう
流れ着いた場所 ここではない場所
力不足の甘だれの歩み
近づいて遠ざかる
ふわふわした気持ちに嘘ばかり
がなる声に存在証明 鳴る 言霊
バイバイ 不安定な足元よ
今日もいつもの時間に眠くなる
多少のムチで楽しいこと
疾走感が溢れる 夜道で
過ちを度々 流れる星 それだけ それだけ
ポップコーンがこぼれたあの日
言えたことは半分くらいで
控えめな風が通り過ぎていた
ゴロゴロ転がる 終わった者が
変調のピアノの音 忘れた時代
思い出話が爆発していて
その隣でどん底
その隣で明日の話
どちらで話そうか
熱を帯びたまま 眠る どこへ行こうか
春夏秋冬 明るい方へ
明日はどうだろう