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終わりか見えない
繰り返し つまらないこと
繰り返し 楽しいこと
やるべきこと 無意味な時間
繰り返し 生きるため この時間
炭酸水をたらふく含んで
奴らが明日もやってくる
霧に隠れる行く先も
たかが知れた 未来だろう
最低限にうつつを抜かして
知ったかぶりもまぶたの裏
誤魔化すことができずにいる
本性をさらけ出す
足を止める まさかの邪魔者
守るために早く出て
動けるために遅く出て
何が正解か分からぬ時に
もがく事が早道なのか
水道水がぬるくなる頃
数時間ぶりの一服と
ラジオからのThe Birthday
とくかく染みる 心に染みる
終わりが見えない現実に
終止符をきめる 秋の気配