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初動衝動  作者: 絶望大福
159/243

定食を食べながら

楽しむだけの明日なら

輝きをすべては見られない

殴られっぱなしのまんまでも

頭にない角度から 歩ける道が現れる

言葉ばかりではあてにならないけれど

動いてみて感じたものなら納得できる


形成されたつもりでいれば

いつまで経っても 地平線

潜り抜けた言い訳が

裏切られる積雪にこだまする


雑念が頼りなく育つけれど

なににも負けないひとつのこと

ないよりはあるほうがいい

人目憚らず ありのままで

示し合わすように ぶら下がる提灯


安定のまんま 楽しむのか

心が浮き沈んでから食べる定食

炭酸水の木漏れ日に

いつか見た木こりの魔性


くだらないことでも笑い合って

静かにまどろむ 分からない夜行

本当に話したいことは

なかなか言葉にはできないけれど

これだけやった事ならば

納得できる確信がある


昨日のように再会して

昨日のように話し始める

少々食べ過ぎた定食が残る中

マディーウォーターズを聴いてから

まだ見ぬ明日の為に眠りにつく

寒暖差に怯えながら やり過ごす夜

偽る姿は遠い過去


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