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マーブル模様のゴミ箱
冷たい空気 いつもの時間
暖房は充分効いているのに
いつの間にかできてしまった
深すぎる溝 気持ちはない
どうでもいいとないがしろにしてきた
残りの時間はこのままなのか
優しさは牙を剥く 優しさがために
冷たさは冷めた目でやり過ごす
あきらめたから寄り添わない
期待して 裏切る いつまでも続く
いつもの寝る時間
またストレスが溜まる
真剣な会話を 鼻で笑う
あきらめたから 期待はない
真剣な顔に笑いを堪える
小さいことにも腹をたてる
どうでもいい 退屈な時間
時の流れは 残酷さを増す
取り戻すこと
できないところまでいった後で
後悔 ざまを見ればいい
淡白な返事 会話の量
ヒントはいくらでもあったはず
こんな時に切り出されたって
とっくに手遅れなんだよ
マーブル模様のゴミ箱が
傾く程に 詰め込まれた
とりとめのない会話たち
笑い声もじゃれ合う音も
さようなら さようなら
悲しく流れる モンキーズ