表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初動衝動  作者: 絶望大福
148/243

マーブル模様のゴミ箱

冷たい空気 いつもの時間

暖房は充分効いているのに

いつの間にかできてしまった

深すぎる溝 気持ちはない

どうでもいいとないがしろにしてきた

残りの時間はこのままなのか


優しさは牙を剥く 優しさがために

冷たさは冷めた目でやり過ごす

あきらめたから寄り添わない

期待して 裏切る いつまでも続く

いつもの寝る時間

またストレスが溜まる

真剣な会話を 鼻で笑う


あきらめたから 期待はない

真剣な顔に笑いを堪える

小さいことにも腹をたてる

どうでもいい 退屈な時間

時の流れは 残酷さを増す

取り戻すこと

できないところまでいった後で

後悔 ざまを見ればいい


淡白な返事 会話の量

ヒントはいくらでもあったはず

こんな時に切り出されたって

とっくに手遅れなんだよ


マーブル模様のゴミ箱が

傾く程に 詰め込まれた

とりとめのない会話たち

笑い声もじゃれ合う音も

さようなら さようなら

悲しく流れる モンキーズ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ