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初動衝動  作者: 絶望大福
139/243

無限の青い春

発展途上が過ぎる日暮れ

乱暴にかき乱した青春がはじまる

今も気持ちは変わらずに

そのままの温度で走るのだろう

突きつけられた現実に

足元はぐらつき 冷めるビート


ないものねだりを補えば

何か違った季節があるのか

抑えきれない心の銃を

ぶっ放したはずの

モーニンググローリー

抱えきれないくだらない言い訳

そればかりで 何かのせいにする


出会いは無限の青い春

非現実的な空間をつくる

尖らせたものは憧れで

どデカいパワーを解き放つ

少しばかりの脚光の線

行けるような気がしていた

いつまでも当たり前に続く気がして

気付いた時には 秋の空


苛立つ時の悪知恵に

何度も何度も狂わされる

いまどきの感覚なんて

さっぱり分からぬままでいよう


確かなものは確信に変わる

あの日の夜の散歩道

どれだけ進んだ 片手の軍手

イガイガしている光の渦に

吸い込まれたんだ みんなあの時


これだけの 大切な日々

この通り 何も変わっていない

幻日の日々を いつまでも

確かにあった 小さな光明

ただただ青すぎた

それだけのこと

発展途上が過ぎる日暮れに

無気力のまま 何を思う

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