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無限の青い春
発展途上が過ぎる日暮れ
乱暴にかき乱した青春がはじまる
今も気持ちは変わらずに
そのままの温度で走るのだろう
突きつけられた現実に
足元はぐらつき 冷めるビート
ないものねだりを補えば
何か違った季節があるのか
抑えきれない心の銃を
ぶっ放したはずの
モーニンググローリー
抱えきれないくだらない言い訳
そればかりで 何かのせいにする
出会いは無限の青い春
非現実的な空間をつくる
尖らせたものは憧れで
どデカいパワーを解き放つ
少しばかりの脚光の線
行けるような気がしていた
いつまでも当たり前に続く気がして
気付いた時には 秋の空
苛立つ時の悪知恵に
何度も何度も狂わされる
いまどきの感覚なんて
さっぱり分からぬままでいよう
確かなものは確信に変わる
あの日の夜の散歩道
どれだけ進んだ 片手の軍手
イガイガしている光の渦に
吸い込まれたんだ みんなあの時
これだけの 大切な日々
この通り 何も変わっていない
幻日の日々を いつまでも
確かにあった 小さな光明
ただただ青すぎた
それだけのこと
発展途上が過ぎる日暮れに
無気力のまま 何を思う