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初動衝動  作者: 絶望大福
136/243

いつもと違う日

流れゆく 行き先もままならぬまま

同じ日にち 心が踊る

散文的に過ごしてみても

動く細胞に嘘はつけない

追うごとにさっぱりしてゆくけれど

足元にあるものを蹴飛ばそう

にっこり笑う 太陽がいる


新しい仕組みが増える

実験的に使ってみただけ

それでも普段の心通い

純粋に受け止める 力がはいる

張り切る余韻 冷めない寝顔で

いつも通りのキリキリ舞い

目眩がする 足ばやな早朝


ゆっくりと起き上がる 深呼吸

マヌケな寝癖と共にゆく

眠れぬ日々を笑い飛ばして

歪んだ道も 真っ直ぐ進める

何もかもをあきらめたら

飛び出す銃声すら聞こえない

いつもと違う日 悲しみの空

冷めないうちに珈琲を飲む

箱を開ければ中にあるもの

ひとつまた歳をとる

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