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初動衝動  作者: 絶望大福
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荒れ模様

少し荒れた透明なじゃれ合い

すれ違うのはいつものこと

呼吸を合わせる 僅かな時間

ふと気がつけば 自然と隣り合わせ

微かにズレた青春を過ごせば

吸い付くように 道は繋がる

荒れ模様 そんな具合に時をなだめる


似たようにもらった 紙切れは

どっちに転ぶか分からない

立て続けの嘘が意地悪をする

少し頑張らなければ

ひと息つく 極楽は訪れない

荒れた場所で話をした

盛り付けられたつよがり

満足は妥協に変わるのか

いい加減な会話の後で

始発間際の時間を思い出す


荒れ模様 荒れ模様

心も身体も荒れ模様だ

安らぎをくれるかい?

無理をするけれど

そんな安売りする程

落ちぶれちゃいない

荒れ模様のじゃれ合いを

荒れ模様の空間を

いつもと同じ不安定な朝

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