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初動衝動  作者: 絶望大福
122/243

探している

もう一度だけ君に会いたくて

うろつく街 いつもどこか探している

こんな所にいるはずもないのに

そんな歌があったような

神頼みのおまじないや

何かを犠牲にしてまでも

叶えたい願い もう一度

ひとつだけ 君に出会えたら

伝えたいことがあるんだ


今日は星が見えないけれど

風は少し冷たい夜で

季節は少しづつ変わりゆく日々の中

夢にまで見た 本当の事さ

この足で君の元へ いますぐ

白く透き通る 奇跡の果実

咲かせた花びら 踊る街角


捻って出たものは 冬のはじまり

立体駐車場へ響く音は

削る根元へ気づかいの表し

こそっり持ってきたものは

淀む空気を 水色にする

かき集めて偽造された燃え上がった炎

夏の匂いはこれからのこと

そんな気分で今日も探すんだ

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