表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初動衝動  作者: 絶望大福
106/243

夜明けの色

やられっぱなしの期間の中

残ったものはトラウマの塊

存在意義も分からずに

寂しい時間をなんとか過ごした

アンテナを何千も張り巡らせて

自慢の足で動き続けた


時は止まり また動き出す

当たり前ではない環境に

要らない樹液を飲み干す夜更け

ぐるぐると情けの非常階段

転落したのは果たしてどちらか

ふにゃふにゃのループに嫌気がさし

興味を持つフリをしたのさ


白黒の青春に共感できることはひとつ

心に刺さる 衝撃だけ

削りに削る至福の時間は

ひとときの快感に踊らされる

吹き込んだ吐息の真実

敵はこんなに近くにいた

自暴自棄の嘘つくパイプ

煙に囲まれ 思考停止


詰まったドブはもう戻らない

鳴いてる怪獣 傷は無数に

ライトが光る 億千の眼差し

脱出手段を明後日の空へ

夜明けの色は青く輝く

悲しそうな表情とよく似ている

その後笑う 陽はまた昇る

それからのこと お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ