表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初動衝動  作者: 絶望大福
101/243

灯火

赤と黄色の間のささくれ

うろたえる灯火が身体で燃える

ネオンの灯りが散りばめられる頃

ようやく起きた嘘つきが

密かに示す反逆の爆弾

浮つく頭に広がる草原

予定時刻を過ぎ行くブルース


眉間にシワを寄せる乱列

よくも分からぬプライドがぶつかる

どうでもいい正義感は

腐った後始末を目撃させた


大事に抱えた籠の中には

爆発寸前の優越感 五月雨の音

色とりどりのライトが照らす

青い気分の馬鹿げた勘違い

真っ直ぐ伸びる変わり者


ため息ひとつ 斜め前の無関心

武器になりゆる 成り行きは

こんな所でも光っている

照らされ具合はその日の気分

ぼんやりとただ、ぶら下がる提灯

目の前の灯りに嘘をつくな

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ