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きみ
メレンゲの様な雪の降る中、早足で過ぎ去る人混み。
そんな中、
白い息をたゆたせ、空を見つめる一人の少女。
彼女の目にはきらきらと光る月が一つ。
口には伝えたかった言葉の跡。
君はもう帰ってこない。
どんなに願っても、どんなに泣いてすがっても。
そんなの分かってる。
でも...でももし、君が帰って来るなら....
今度こそ、君に伝えたい。
愛してる、と―――――――
そして...
何で私の前から消えたんだよ、バカ.....
読んでくれてありがとうございます!ずっとこういう感じの短編小説を書いてみたかったので書けて嬉しいです!!内容はまあ...っていう感じですが(笑)