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知らない部屋
「ここはどこだ?」
さかのぼること10分前俺は学校から帰っていた
家につく後少しの所で雷に打たれたのを思い出す
(尚更だそんな事があったのにも関わらず何でこんな知らない部屋にいるんだ)
「おぬし起きたか」
「あ、あんた誰!?」俺は若干引きながら言った
「儂はお前たち人間で言うところの神様じゃ」
あれ?これ神様からチート能力もらって異世界に行くやつだよな?そう思うと俄然テンションが上がると言うものだ。
「その神様がただの高校生の俺に何のようだ?」
「ま、まず言わなくちゃいけない事がある」
若干というか大分はげている神様は申し訳無さそうに
「すまん!」
「なぜ謝るんだ?」
「話すと長くなる単刀直入に言うと儂のミスでお主を殺してしまったんじゃ」
「え、ていうことは俺おまえのせいで死んだの?」
俺がそういうと神様はうんと首を縦に振った
何だそんな事か俺はむしろ死ねてうれしいくらいなのに
「そんな事か別にいいよ」
「え、それってどういうことなのじゃ?」
「そんな事はどうでもいいそのかわり」
「そのかわり何じゃ?」
「もらおうか」
「なにを?」
「チート能力を!」