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山内くんの呪禁の夏。  作者: 二宮酒匂
第参章 因縁螺旋
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蔵の中〈2 白蔵主〉


「暗い怖い怖い怖い……うう、せめて懐中電灯を持たせてと言ったのに……」

 山内くんは紺に恨み節を吐きながら、蔵の無限空間のなかを進んでいる。ひとりきりで。山内は尋常じゃなく夜目がきくだろ、光は待ってるオレらのほうに必要だ――と言って紺は、かれの嘆願を退けたのだった。

(たしかに見鬼のせいで真っ暗闇でもふしぎと見えちゃう目になってるけどさ……手元に光があるかないかで怖さがぜんぜん違うんだよ!)

 かれの手には電灯の代わりに、例の拾われたスマートフォンが持たされている。

 出し抜けにそこから女――“十妙院の大奥様”の声が響いた。

〈次は右手の扉〉

「み、右ですね」

〈その次は左……そのさらに次では、入った扉を一回閉めてその扉から出るんだ。間違うんじゃないよ〉

「わかりました、間違えません」

 山内くんは背筋を伸ばしながら了解する。電源すら入っていないスマートフォンはそれきり沈黙した。紺の祖母は、スマフォを通じて進路を端的に指示するのみであり、かれと電話ごしに会話する意思は持ち合わせないようだった。

 彼女は、この迷宮の先でかれを待っている。あくまで顔を合わせて話すことを望んでいるのだ。緊張感で山内くんの喉がひりつく。めったに表に出ない謎の女性、十妙院家の惣領(そうりょう)、紺が唯一敬意を払った呼び方をする相手――そんな人とこれからふたりきりで会わねばならないのだ。

 スマフォを手渡されたとき、紺に言われたことが耳に残っていた。

“お祖母様の占術はずば抜けてる。未来を知るんだ、星の動きや()や人の相を読んで……もちろん限界はあるらしいけどな。ともかく、あの人がやることには意味が必ずある。たぶん、おまえは今日ここで、どうあってもお祖母様に会わなきゃならないんだろう”

(なんなんだろ、本当に……)

 不安と緊張を強く覚えながら、山内くんは指示通りに進んでいった。

 ……その扉を開けたとき、かれは動きをぴたと止めた。

 これまでとは違い、その部屋には入り口以外の扉はなかった。かわりに、床の中央に虚空が口を開けており、のぞきこむと下の階へと通じる階段があった。奥には閉じられたふすまがあり、明かりがその隙間からかぼそく漏れていた。

〈降りてくるがいい〉

 地下からの声が、落ち着き払ってかれを呼んだ。




 ふすまを開けた山内くんはまず匂いに圧倒された。栴檀(せんだん)(じん)伽羅(きゃら)の香――和室内でどぎついほどにくゆり、融け合いかつ競い合っている。

 そこは暗い部屋だが、完全な暗黒ではなかった。箱型の行灯(あんどん)や、そちこちの燭台に置かれた裸蝋燭(ろうそく)が、弱い明かりを四隅まで広げている。八卦(はっけ)図、円形の鏡、水を張った(かめ)天津金木(あまつかなぎ)……散らばる呪具や調度を、炎は影濃く浮き彫りにしていた。

 火と影と香の混沌の部屋で、かすかな唄声が響いていた。


  (まじ)の目持たぬ子闇宮(くらみや)行くな

  神界(かみよ)(あした)に道たどるなら

  こなたに帰れぬ覚悟をしゃんせ


  まがつみくらの神さまこわい

  うしろに回って首絞りする

  鬼と(からす)がはらわたあつめ

  骨噛む音する妖惑(まよはし)の宮……


 目を閉じて唄を口ずさんでいるのは、和装の女だった。畳の上に脇息(ひじ置き台)が置かれ、気だるげにそれによりかかっている。

 緑の(うちき)。緋色の(かさね)

 頭からかぶるのは白い被衣(かつぎ)

 下半身には薄紫の長袴(ながばかま)

 その服装は、いったいいつの世の人間かと思うほどに時代がかっていたが、異様なこの地下の空間においてはしっくりきていた。

(これが、十妙院の……)

 山内くんは声を奪われて戸口に立ち尽くす。

 (くら)い雰囲気をまとった女だった。老婆というには、若すぎる。紺や楓さんに血を伝えた人間だとひと目でわかるその白い(かお)には、老いのきざし――目尻や唇の端のかすかな小じわを別として――がほとんど宿っていない。

 彼女は、紺と同じ切れ長の目をぱちりと開け、山内くんに呼びかけてきた。

「祝部の(すえ)の子だね」

 声だけは、老いた(からす)のようにひどく錆びていた。

「……山内です。あの、はじめまして」

「十妙院銀だ」

 女はそう自分の名を告げた。それから、冷たく謎めいた笑みを浮かべた。「はじめてじゃないさ。こっちはあんたのことは、よおく知っている」

「そ……そうなんです、か」

「ああ」銀はかれをさしまねいた。「おいで。あんたに渡すものがふたつある」

 やむなく山内くんは、畳にひざをついておそるおそるいざり寄った。

 銀はかれの眼前に、脇息の陰に置いていた五十センチほどの白木の棒を差し出した。目をぱちくりさせて受け取った山内くんは、それがただの棒などではないことに気づく。芯に鋼の重みを持ち、微妙に弧を描くそれは……

「『中折小狐』だ。紺に持っていくがいい」

 白木鞘の、折れた古刀だった。

 手渡された山内くんは背筋にぞっと冷汗を噴く。

 かれのおののきの理由は、本物の日本刀――(こわ)れているとはいえ――を持たされたためではない。それが芸術的価値において国宝級の存在だからでもない。

 かれの目には、見えたのだ。鞘におさめられてなおその刃は、「鬼気」としか呼びようのない悽愴(せいそう)な気を放散していた。冷煙を吐き出す氷室(ひむろ)のようだ。

 銀が冷嘲の響きをこめてつぶやく。

「見ての通りの逸品さ。しかしまあ紺ときたら……鶏を割くに牛刀を用いるがごとしだねえ。たかが独学のはぐれ術者ふぜいを料理するために、中折小狐まで持ち出すとは。

 紺ならば、その刀がなくとも青丹の跡継ぎごときどうとでも始末を付けられるだろうに。いくらあの子が術くらべは初めてといってもさ。

 ……なんだね? なにか言いたげじゃないか」

 銀の顔に注いでいた視線を見咎められ、山内くんはあわてて目をそらした。「気になるねえ。言うがいい」意地の悪い愉悦を声ににじませ、銀がうながしてくる。祖母だけあって、紺と同様の鋭敏さを持ち、切り込み方も同じように遠慮がない。ただ紺と違い、銀の態度には人への温かみが決定的に欠けていた。居心地悪く感じながら、山内くんはおずおず意見する。

「まちがいなく勝てるようにするのは、悪いことじゃないんではと……そう、思っただけです」

 戦いが避けられないなら、勝つために全力を投入する。そのほうが敵をあなどって不覚をとるよりずっとましだ――山内くんの信条から見ても、紺の選択は当然だった。

 かれの言葉を聞いて、銀は片頬に笑みを吊り上げた。

「そうだね。これはあんたの言うとおりだ。

 それに……最初は紺の試験のつもりだったが。これは紺ではなく、青丹の跡継ぎの器量を見定めるにうってつけの機会かもしれないね」

 銀は脇息にふたたびもたれる。

「もしも中折小狐を持った紺でも(くだ)せなかったなら、青丹の跡継ぎは“本物”だろうからね。万一、そのような成り行きになれば……」しばし考えこむようにまなざしをさまよわせ、「よし、決めた。もしも紺が術くらべで及ばねば、青丹の跡継ぎを(たね)として迎えよう。歳も近くてちょうどいい、紺に(めあわ)せる」

 山内くんが耳を疑うようなことを言った。

 聞き間違いかと銀を凝視し、少年はあぜんと口を開く。

「……あの、」

「紺に伝えておくれ。術くらべに勝てたなら、これからは童男姿(おぐななり)を解いて好きに女の服を着ていい。ただし負ければ青丹の跡継ぎを胤に迎える、それが嫌なら圧倒してきなと」

 やはり常軌を逸した発言だった。山内くんは眉間にたてじわを寄せて、

「それ本気……なんですか?」

「嘘を言ってなにになる」

「で……ですが、アオオニは……その、あれを選ぶのはちょっとないというか」

「そうだね。あれは人格破綻者で、愚か者だ。それがなにか?」

 こともなげに銀は言い、山内くんを黙らせる。

「ねえ、裔の子よ。

 あたしらにとって結婚というのはね、おのが(うから)の力を増すための手段なんだよ。

 あたしが、青丹崇が優しい婿殿になることを期待して紺にあてがうことを考えたのだとでも? いいや、そんなわけがないだろう。うちは祝部の濃い血をどうしても取り込みたいだけだよ」

 低まってゆく銀の声は冷淡でありながら、どこか淫靡だった。

「欲しいのは濃い血と、それが生まれながらに備えるという術だ……『闇宮詣(くらみやもうで)』、『阿須波蔭針(あすはのかげばり)』『鉢割烏(はちわりがらす)』、『蛭児犬蠱(ひるこのいぬまじ)』といった、祝部の家に伝わる禁呪の秘奥が欲しいのさ。

 なんせあたしたちはずうっと、その術のうちのひとつすら破れなかったんだからねえ。防御を固めて犠牲を減らすのがせいいっぱいでさ。

 だから、その術のひとつでも十妙院のものにできるなら、紺のような出来のよい孫娘でも惜しくない。どんなたちの悪い(おす)だろうがくわえこめと命じるさ。

 まあね、選択の余地がないとは言わない……紺がだめなら楓がいることだし。あれが優秀な子を産める母胎であることは、紺で実証済みだ。あたしの胎が使い物になるなら自分で産む道も試すところだが、あいにくこれでもけっこう歳いっててねえ」

 孫も娘も、はてはおのれ自身も道具とみなす言い草。しかし気負いもなにもなく、ただ当たり前のことを言う口ぶりであった。

(めちゃくちゃだ、この人)

 白木鞘を握りしめた山内くんは呆然としている。異質すぎる価値観に触れて、まさしく言葉を失っていた。

 銀は山内くんの表情を見て、今度は両頬をにいと吊り上げた。

「あたしに良心の呵責を求めるなら無駄だよ。

 もとより十妙院は“外法の雌狐”とそしられる家だ。じっさい霊狐の血が混ざってるせいか、代々、男どもには受けがいい見目でね。力及ばない相手には狐媚(こび)を使って取り込んできた……女色をもって強い男の術者を(たら)し、自分たちの内部にくわえこむことで、血を強化してきたんだよ。より強い(たね)を取り込むのはこの家のならいだ、長としてなんの(ひる)みが生じようものか」

 白い(おもて)に浮かぶ笑みはいよいよ蠱惑的に、甘い毒気をにじませる。だが彼女の目だけはけっして笑うことがなかった。

「そんな十妙院でも、現代までついに取り込めなかった血がある。

 まさに祝部さ。もっともそばであたしらと競っていた呪禁の家だ。

 連中は、神の祀り手と称してみずからを誇る一方、あたしらを狐の家と蔑んで、徹底して忌避した。そうやってあたしらに誑されまいとし、自分たちの血を隔離した。

 あははは、笑わせるじゃないか! 自分たちこそ古くから残酷な神に仕えて、(はふ)り部・(ほふ)り部が名の由来であった、人殺しの家だったくせにねえ――」

 いつのまにか伸びていた銀の手が、山内くんの頬からあごにかけてつうっと撫でおろす。「そうとも、あんたの血は、あたしらなんかよりずっと冥い血筋なんだよ」銀は呪詛するかのようにささやいた。

「祝部どもは、むかしから強力な祟り神を祀っていてね。

 さっきの唄を聞いたろう?

 この土地で畏れられてきた、禍津御座(まがつみくら)首絞(くびしぼ)りの神の唄だよ。知ってるかい?」

「知りま……せん」

 気圧されつつ、山内くんは横に首をふった。

 銀の手が、かれのあごをつかみ、ぐいと上向けた。らんらんと底びかりする女の双眸が、少年の瞳を間近でのぞきこんでいる。妖狐に魅入られたかのように山内くんは硬直した。

「だろうね。山内の当主は、かたくなにあんたをこっち側……呪禁の道に踏み入らせまいとしてきたからねえ」パパのことを、彼女はそう呼んだ。

「だが無駄なあがきだね。あんたは生まれから逃げられやしないよ。もう真っ白なままでいられた幼い時代は終わりだよ、裔の子よ。山内の当主は激怒するだろうが、あたしはあんたに本当のところを教えてやる。

 あんたたちの神は闇の向こうに身を隠し、おのれの眷属以外のすべての力を排除してしまう。だからあたしの占術も及ばない。どれだけ力を尽くそうと、祝部を継ぐ“本物”が現れたなら、そいつについては未来を読むことも、心の裡を識ることも、その位置を探ることすらもできないんだ……屈辱の極みだけどね。

 そういうわけで、青丹の跡継ぎが紺に勝つ可能性がないわけじゃない。あの悪童が祝部の真なる跡継ぎであったのなら……闇宮に(おわ)します神の力をひっぱってこれるのなら、紺では勝てやしないだろうよ。青丹の跡継ぎを胤として取り込むのはその場合さ」

 山内くんはそれを聞いて、かろうじて銀の手から身を引いた。

 動悸をしずめようとしながら彼女をにらみつける。不快だった。パパに言及したときの銀のあざけるような口ぶりもだが……特に、紺の意思が先ほどからまるで考慮されていないことが。

 笑いを向けてくる紺の姿が脳裏に浮かぶ。ときに妖しくいたずらっぽく、ときにはつらつとして自信満々で、大輪のひまわりが咲き誇るかのような笑顔の……

 輝くような、夏の少女。

 あの笑みを曇らせたくない。心のどこかから強く湧き上がってきた思いが、山内くんの口を内側から押し開いた。

「紺は……僕の恩人で、友達です」

「ほう?」

「どうか、あの子が嫌がるようなことをしないでください。代わりに僕になにかできることがあればやります」

「なるほどねえ」銀がにやりとする。「うちの孫娘はなかなかもててるようだね」

 山内くんの頬が燃えた。そういうことじゃありませんとかれは反発と羞恥をこめて言おうとした。

 だがそれに先手を打つかのように、銀はとんでもない提案をしてきた。

「それじゃあ、あんたが紺の婿になればいい」

 あっけにとられる。

「なんですか、それは」

「裔の子よ、あんたが青丹の跡継ぎを押しのけて、祝部を継げばいいんだ。

 素質はある。あんた、暗闇にある(やしろ)の夢を見たんだろう? 闇宮だよ……祝部の神の御座(みくら)に踏み込んだんだ、あんたは」

「あれは――」

 あれは、一度見たきりの悪夢だ。そう言おうとしたが、山内くんは言葉を継げなかった。紺からさんざん言われているし、自分でもとっくに悟っている。あれは尋常の悪夢などでは決してないと。

 なにより、

(あの夢のなかで聞いた妖しい声が、“おからす様”のものと同じだった……)

「さっき言ったように、あたしらに必要なのは祝部の血と胤だ」あんたもそれを提供できるんだよと、銀はかれに指をつきつけた。「さあどうする。あんたが決意を固めるならば、あんたに紺をくれてやる。そうでなければ青丹の子に与える。祝部の末裔たちのうち、力を示しているのはあんたとあの小僧だけだからね」

 山内くんの声帯は麻痺している。

 激しい困惑がかれの思考を混乱させている。そんなこと考えてもみなかった。

 かれはかぶりを振った。

「こんな話は、土台からおかしい……と思います」

「そうかね、裔の子よ――」

「もうやめてください」妖言をはねのけるように、山内くんは悲鳴じみた反発の声をあげた。アオオニが僕に代わるだけで、紺に自由がないことに変わりはないではないかと。「それから、裔の子と呼ぶのもやめてください……僕はパパの子だというだけです、祝部なんて呼ばれたって知らないよ!」

 静寂が地下室に舞い降りる。

 手に汗を握りながら山内くんは銀の反応を待つ――だが少しして、返ってきたのは怒りでも冷笑でもなかった。

 忍び笑い。

 銀はうつむいて、く、く、と満足そうに笑声を流していた。話の運びがこうなると知っていたかのような……

「あいにく、そこが違ってるのさ。

 あんたに渡すもののふたつめがある。これを見な」

 銀が差し出したそれは一枚の写真だった。警戒しながら受け取った山内くんは、ひと目見て目を丸くする。

 四人の若い男女がそこに並んで写っていた。右から二人目、白い特攻服を着た巨漢は……

(若いころのパパ?)

 スキンヘッドに眉なしの特徴的な風貌は、見間違えようがなかった。

 次に山内くんの目は左端の女子高生に吸い付けられる。

(こっちは……死んだママ?)

 遺影でしか見たことのない山内くんの母親が、そこにいた。控えめで(はかな)げな雰囲気の、おさげの少女である。

 さらに、写真の右端でパパと肩を組んでピースしている学ランの美少年。明らかに知っている誰かの風貌で……

「楓だよ、そりゃ。このころはまだ一人前じゃなかったからね、男用の制服さ」

 銀が口をはさんだ。山内くんはうめき、男装の楓さんを食い入るように見つめる。男子高校生の格好の彼女は、にっときれいな歯を見せて隣のパパとともに笑っている。そのやんちゃそうな笑いかたは紺によく似ていた。

 そして、もっとも年かさの最後のひとり。

(……誰これ)

 その青年だけは間違いなく、見たことのない人だった。

 にもかかわらず山内くんはひどく気になった。なにしろその青年は、

(なんでママと手をつないでるんだろ、この人)

 二十代前半とおぼしきその青年は、内気な笑みを浮かべ、若い日のママと恋人のような親密な雰囲気を醸し出していた。スーツ姿、手には腕時計をはめている。若い銀行員と言われれば違和感のない風貌だ。

「これが祝部本家の最後の当主だよ。事故で死ぬ数カ月前の写真だ」

(え、これが?)

 山内くんは驚きをもってその青年をつくづくと眺めた。これまで聞いてきた「祝部」という存在の凶悪なイメージと、まるで重ならなかった。

 普通の人なんだなと感想を抱くかれの前で、銀がさらりと告げた。

「そしてあんたの、本当の父親さ」

 山内くんは、

 顔を上げた。

「……え?」


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