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姫と王子になりたい百合カップル  作者: 雨宮雨霧
2年生

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7月。

茹だるような暑さ。

本当に茹でダコになってしまいそう。

「顔真っ赤、汗だく、せーちゃん身体熱すぎるよ。」

「るいもやばいよ。」

登校するだけで熱中症になってしまいそうだ。

今日は期末。

勉強はそれなりにしたつもりだが、赤点ギリギリな予感。

るいと一週間勉強会を開いたけど…

いつの間にかお菓子パーティーになっていた。

学校に着き、涼んでいたらすぐにテストが始まってしまった。

「カンニングは絶対にしないように。それでは始めてください。」

一斉にテスト用紙をめくって名前を書き始める瞬間がすごく緊張する。

名前を書きながら問題に目を通すが分からない問題が多そうだ。

あっという間に50分が過ぎて、また別の教科のテストが始まって…

3教科のテストを終え、もう体力切れだ。

甘いものを食べないと今にも死にそう。

「せーちゃん、どっか甘いもの食べに行こ。」

「お昼はどこいった?」

「お昼が先だったか。」

ファミレスに昼ご飯を食べに行く。

ファミレスなら甘いデザートもあるしね。

「ハンバーグ美味しい。」

「久しぶりにハンバーグ食べた、美味しいね。」

ハンバーグを食べて、デザートはアイスを頼んだ。

冷たくて甘くて夏には最適。



無事に期末試験を終えた。

どの教科も撃沈だった。夏休みはきっと補習だ。

期末お疲れ様会として、るいとまたおうちデートをする。

暑くてどこにも行く気にならないし。

今回はるいの家でデート。

また襲われなければいいが。

「なにしようか。」

「トランプでもやる?」

「2人でトランプはつまらないでしょ。」

なにをするか決めないまま2人して寝落ちしてしまった。

気付けば夕方。

お昼から夕方まで寝るだなんて…

それほど疲れていたということにしておこう。

「夏休みもうすぐだね。」

「今年はどこに行こうか。」

去年は夏祭りに行ったり海に行ったのに暑すぎて退散したりしていた。

今年は水族館とかもいいなと思っている。

旅行もしてみたい。

「お料理上手になろうコーナーでもする?」

「どっちも料理できなかったら困るもんね、ありかも。」

僕たちは料理も掃除も下手くそなコンビ。

高校を卒業して、もし一緒に住むとなったら…

今のうちに家事を覚えるしかない。

補習があるであろうことも忘れて夏休みなにをするかの案を出し合う。

来年は受験生だしやりたいことは今年のうちにやっておかないと。

遊ぶ計画だけ立てて勉強、宿題の計画は立てない僕ら。

「宿題はさ、遊び疲れたらやろうよ。」

「それがいいね。」

なにもよくない、それは自分でも思うがやりたくないから仕方がない。

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