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姫と王子になりたい百合カップル  作者: 雨宮雨霧
2年生

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6月。

委員長たちとの関係は修学旅行の発表会が終わったあと完全に切れた。

友達できたかと思ったのに。

人間関係難しすぎる。

とはいえ同じクラス。たまに話すことはある。

気まずいけど。

「ジメジメするー、前髪もすぐに駄目になる。」

「前髪分けてもいいんじゃない?去年買ったヘアピンは?」

「あー、カバンにまだ入れてるよ。今年もやるか。」

前髪を分け、ヘアピンをつけてあげる。

おでこ出しのるいは何だかセクシー。

「我ながらかわいいわ。」

「るいはかわいいよ。」

僕もお揃いで買ったヘアピンをつける。

普段ピンはあまりつけないから新鮮だ。

「お揃いっていいよね。せーちゃんも同じの持ってるんだ、って思うとなんか嬉しい。」

「分かる、なんか嬉しいよね。たまに口緩むもん。」

るいとのお揃いは色々ある。幼少期のペアルックの服もまだタンスに残っている。

お揃いを増やしに放課後買い物に行くことにした。

話していると10分の休憩が終わってしまった。

雨の日の授業はいつもより眠い。

そして国語の授業。

居眠りには最適な時間だ。

うとうとしていると急に雷が落ちてきた。

ビビった…



放課後、買い物に行く。

え?勉強はどうしたんだって?

あれは気まぐれですよ。

新品のノートの1ページ目を綺麗に使うのと同じ。

「金ない。」

るいがボソッと呟く。

財布を覗くとなんと10円玉が2枚だけ。

「本当にないじゃん。どうするの。」

「おうちデートしよう?」

急遽おうちデートに変更。

雨も降っているしおうちデートが最適だろう。

今日は僕の家でデート…

部屋片付けていない…

「せーちゃんどうしたの、この部屋やばいよ。」

教科書が散乱して、服も散乱して、ゴミも落ちている。

部屋をひっくり返したかのような惨状。

「おうちデートはお片付けデートに変更ですかね。」

るいと部屋を片付けていく。

教科書って重い。

「パンツ落ちてるんだけど。」

るいに落ちていたパンツを拾われてしまった。

本当に最悪だ。

「ちょっと嗅がないでよ。見ないでよ。やめてくれ。」

「あー、ヤる?これ誘ってるよね?」

「違う違う、これは想定外。押し倒さないで。」

ベッドに押し倒されている。これはピンチ。

薔薇の香りがふわっと香るせいで力が抜ける。

「ん、やめっ、」

強引にディープキスをされてしまう。

力が抜けていく感じが怖い。

「今日おもちゃ持ってないんだよねー、まぁなくてもできるか。」

「やらないから、やらないよ絶対。」

なんとかディープキスで終わったお掃除デート。

しばらくおうちデートはいいかな。

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