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姫と王子になりたい百合カップル  作者: 雨宮雨霧
2年生

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修学旅行も今日で終わり。

早い。もうちょっとここに居たい。

身支度を素早く終わらせて荷物をまとめる。

「あー、前髪決まらない!」

前髪と格闘している姫。

何回梳かしてもあんまり変わっていない。

そろそろ朝ご飯だ。

早く終わらせてアイロンをキャリーにしまってくれ。

「よし、これでいい。」

30分の格闘の末ようやく納得がいったらしい。

何も変わってないじゃん、なんて言ってはいけない。

穏やかな姫も怖い鬼になってしまうから。

かわいいね、とだけ言っておけばいい。

それでは朝ご飯を食べに行く。

「あれ、ゆうちゃん三つ編みじゃん。かわいいね。」

「はなちゃんにしてもらいました。私は別にいいって言ったんだけど。」

照れくさそうに話す委員長。

いつも堅苦しいイメージだったが三つ編みだと雰囲気が変わる。



最終日は遊園地。

ひたすらに遊べる。

帰る時間もあるから夜まで遊ぶことはできないのが残念。

もう1泊しようじゃないか。

「ジェットコースター!」

るいは一目散に走り出す。

委員長は嫌そうだ。

絶叫系無理なのかな。

「私は見ておきます。」

委員長を除く3人でジェットコースターに乗る。

頭が浮くような感じ、怖い。

るいの前髪は全く崩れない。すごい。

僕の髪はボサボサになった。

コーヒーカップ。

るいがあまりにも回すものだからかなり酔った。

死ぬかと思った。

「ごめんねー」

るいに軽く言われた。

許してあげよう。

観覧車にバイキング。ジェットコースターも何回か乗って楽しめた。

お化け屋敷にも行ったのだが意外に委員長はビビり散らかしていた。



楽しかった修学旅行も終わりを迎える。

帰りの飛行機は疲れて爆睡してしまった。

空港で解散して各々家に帰る。

「終わったねー」

「楽しかったね。」

るいと感想を語り合う。

委員長と花美は知らない間に帰っていた。

悲しい。

「グループライン消えてるんだけど。」

まさかのラインまで消されていた。

修学旅行が終わったら関係まで終わったっていうこと?

「はなちゃんからラインだ。」

個人でも繋がっておいてよかったと思う瞬間。

「ゆうちゃん、終わったからもうどうでもいいとか言っちゃってグループ消したみたい、ごめんね。楽しかったよありがとう。ゆうちゃんも仲良くしたいはずだから話しておくね。」

委員長らしいといえば委員長らしい。

このあとの関係性どうなるんだろう。

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