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姫と王子になりたい百合カップル  作者: 雨宮雨霧
2年生

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修学旅行も3日目となった。

明日で帰るからできるだけ早めに荷物をまとめておかないと。

今日は観光地に行ってお土産を買う。

「朝ご飯、食べきれなかったらちょうだいね。」

食べきれない前提で話しかけてくる姫。

きっと食べきれないだろうけど。


「おはよー」

「おはよう。」

眠そうな委員長たち。

何回戦までやったんだろう。

流石に聞かないけど。

「そういえばさ、はなちゃんの部屋着かわいいよね。どこの?」

「え、これ?お姉ちゃんのお下がりだから…」

お姉ちゃん居たんだ。

初耳だ。

委員長の部屋着は真っ黒。

飾りもないどシンプルな服。

「るいちゃんの服もかわいいよね。お人形さんみたい。」

「でしょ、これお気に入りなんだ。」

盛り上がるるいと花美。

委員長と僕は静かに空気と化した。



今日は観光地巡り。

班で行きたい場所に行って食べ歩きもしていいとのこと。

これは楽しむしかない。

「おー、すごい。」

「ちゃんと写真も撮ってください。プレゼンテーションの素材がないと困ります。」

写真を撮りながら歩く。

北海道、やっぱり広い。

お腹が空いてきたところでお昼ご飯。

色々なお店がある。

どのお店がいいか分からなかったので少し安そうな店に入った。

「これ美味しい。」

「すごい、美味しい。」

頼んだ料理は全部美味しかった。

食べる前に写真を撮るべきだったのに食べ終わってしまって撃沈。



活動を終え、あっという間に夜になった。

3泊目だから部屋を片付けていく。

ゴミはゴミ箱に。

「アイロンもドライヤーもまだ使うんだよな。明日しまう時間あるかな。」

「早起きしないとね。」

前髪命のるいにとってはヘアアイロンも命。

「着た洋服とかさ、綺麗に畳まないと入らなくなるのダルいよね。」

「なんで最初入ったんだろう?って思うね。」

明日は制服を着る。

ホコリを取ってハンガーにかけておく。

片付けているとドアをノックする音が聞こえた。

「はいー」

「芹那ちゃん、ゆうちゃん寝ちゃった。起こしてほしい。」

ミーティング前に寝落ちしていくら声をかけても起きないらしい。

それならるいの出番ではないか?

「ゆうちゃん、朝だよ。起きて!!」

結花の耳元で思いっきり叫ぶるい。

飛び起きる結花。

「心臓止まるかと思った、ってこんな時間?やばい。」

起きたと思えば超特急で部屋から出ていった。

花美にお礼を言われて部屋に戻る。

「委員長も大変だね。」

「そうだね。」

片付けに疲れた僕たちはいつの間にか床で寝てしまった。

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