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5月。
もう暑い。どうなってるの地球。
もうすぐ修学旅行がある。
姫とずっと一緒に居たいものだ。
「これから班決めをします。4人グループになるように自由に決めてください。行動班は男女混同ね。絶対じゃないから揉めないように。」
35人クラスで4人グループ。3人グループができるということか。
5人にしたらよかったのでは…?
奇数人だと仲間はずれになる人ができるのか。難しい。
「せーちゃん一緒〜」
「るいと一緒じゃなきゃ修学旅行行かない。」
「私もだよ。」
周りは続々と4人グループを作っている。
このままでは余った1人がこちらにやってくるのか。最悪じゃない?
「黒木さん、末永さん、2人だけなら私たちと班になりませんか?」
話しかけに来てくれたのは委員長とおとなしい子。
即決。
「班決めれてよかったー」
「男女混合の班あんまりないね。」
「カップルだけの班だったらダブルデートみたいになるのかな?!」
るいと話していると2人の顔が赤くなる。
え?もしかして?
「委員長、いや、神崎さんと八戸さんって…」
「そうです、付き合ってます。」
百合カップル近くに居たんだ。
少し嬉しい。
神崎さんと八戸さんは2人とも美術部でそこで仲良くなったらしい。
お似合いですよ、2人とも。
「えっとー、1人余ってるんで2人だけのグループ手あげて。あー、そこに入りなさい。」
最悪すぎるやつ。
気まずいだろうなあの班。
「では部屋割りですがホテルなので大体が2人部屋になると思います。これも組みたい人と組んでください。男女別でお願いします。あ、3人になるところもあります。」
これはもうね、うん。
るい以外誰となるんですかね?
「決まったみたいなのでこの時間はこれで終わりにします、次は学年集会で注意事項等を説明するので遅れないように。」
学年集会は長々と説明を受けた。
僕たちは3泊4日で北海道に行く。
初めての北海道、どんな感じなんだろう。
「せーちゃん、楽しみだね〜」
「そうだね。ホテルもいい感じそうだし。いい子たちと同じ班になれたし。」
「今年は姫と王子って騒がれなくなったね。なんか楽。」
2年に上がってから去年のような扱いはなくなった。
よかった。本当に。
変な虫がいっぱい来るのが本当にストレスだった。
「お二人とも、時間があればでいいんですけど部活の後お話しませんか?話したこと全くないのに同じ班なのは気まずいかなと。」
「いいよー、ファミレスでも行って話そ!」
放課後の予定ができた。
何気に初めての友達。
1年間どう過ごしてたんだって感じだが。
今日も完全下校まで勉強。
このあとファミレスだと思うと頑張れる。
「シャーペン折れた。」
「いつも折ってるじゃん。0.3ミリなのが良くないんじゃない?るい筆圧強いから。」
るいは鉛筆でもポキっと折ってしまう子。
細い芯のシャーペンはそりゃ折れてしまうだろう。
「一軍女子とかって0.3使ってるからさ。1.0に戻そう。」
完全下校のチャイムが鳴り、校門へ向かう。
「お待たせしました。」
「私たちも今来たところ。行こっか!」
某ファミレスに来た。
安いからと頼み過ぎたら金額は跳ね上がる。
気をつけないと。
「なに食べようかな。」
「ドリア?ピザ?スパゲッティ?あ、ドリンクバーは絶対だよね。」
「神崎さんと八戸さんはなに食べる?」
「私はドリアでお願いします。」
「えっと、あ、グラタンで…」
僕はスパゲッティ、るいはピザを頼んだ。シェア用の(罪悪感を消す用)のサラダも頼んだ。
ドリンクバーに行ってドリンクを注ぐ。
るいがドリンクを混ぜている。後悔するやつ。
「るい、不味くなるよ。」
「やめます。」
「せーちゃん以外の同級生ファミレス行くの初めて。それに制服で学校帰り。青春すぎて死にそう。」
「末永さんたちは友達多いイメージでしたが…違いましたか?」
「僕たちは去年、なんか孤立してたけど祀られてたから。」
「よく群がってるなって思ってた、」
敬語な委員長。人見知りだけど頑張って話そうとしてくれる八戸さん。
2人ともかわいい。
「お待たせしましたー」
料理が次々と運ばれてくる。
サラダを取り皿に分け、罪悪感を消す。
そして炭水化物をいっぱい補給する。
「2人は去年同じクラス?」
「違いました。遠距離寂しかったです。」
「やめてよ、1組と5組の距離でしょ。」
「仲いいね、かわいい。」
委員長は胸の下まである髪を括って、八戸さんはボブ。
文化祭で展示されていた絵を見たことがあるが、2人ともすごく上手だった。
流石としか言いようがない。
1時間くらい話して解散した。
お友達増えました。
おめでとう!




