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姫と王子になりたい百合カップル  作者: 雨宮雨霧
1年生

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2月。

期末も迫ってきている。

学年末とかいう怖い単語。

全範囲覚えているわけがないだろう。

ため息ばかり出る。

勉強していると、0時ぴったりにスマホに着信が入った。


「せーちゃん!お誕生日おめでとうー!」

「え?ありがとう?」

「え?忘れてたの?今日は2月11日よ。」

「あ、待って誕生日じゃん。」

「誕生日パーティ、部活終わったらやるからね。」


完全に忘れていた。

誕生日だったのか。

テストが迫ると時間がない!ってなるから…

その割に点数が上がらないんだけど。

2月11日。

16歳になりました。

勉強も程々にして、お風呂に入ってバタンキュー。

一瞬で朝になる。

怖い。


「せーちゃんお迎えにあがりましたよ。」

「るい、もうちょっと待ってて。」

「早く来たからお着替え手伝うよ♡」

「やめなさい。」


つきまとってくる姫を部屋から追い出し、急いで着替えて身支度をする。

家まで迎えに来てくれるとは聞いていない。

サプライズのつもりかな。


「おまたせ、行こっか。」

「せーちゃん勉強してたんでしょ。偉いねー」

「なんで棒読み。」


留年したくない。

できないそんなこと。

頑張るしかないのだよ…


6時間授業を終え、部活もなんとか終わった。

テスト2週間前だからまだ部活がある。

部活は好きだけど早く帰りたい気持ち。


「早くシャワー浴びたい…」

「誕生日お祝いするんだよ、早く帰ろ。」

「るいは一回家に帰らないの?」

「要るものは朝置いてきたよ。」


そういえば荷物をいっぱい持っていた。

朝来たのは効率を良くするためか。

るい、かしこい。偉い。



シャワーを浴びて、パジャマに着替えようとした。

するとるいに怒られたのでお気に入りの服を着た。

このまま寝てしまいそう。

リビングに行くと、色々並んでいた。


「芹那の好きな寿司と唐揚げよ。」

「お寿司の種類多い、すごく美味しそう。輝いてる。」


少しいいお寿司。

美味しくて幸せ。

疲れなんてあっという間に吹っ飛んだ。

唐揚げ美味しい。

美味しいでいっぱい。


「ハッピーバースデーせーちゃん!」

「おー、ありがとう。」


叫びながらプレゼントを持ってきてくれた。

中身を開けるとまさかのびっくり箱。


「るい…」

「びっくりした?本物のプレゼントはこっちね。」


気を取り直して中身を見る。

イヤーカフ、ネックレス。お菓子。


「いっぱい悩んで買ってきたんだよ。せーちゃん欲しいもの言ってくれないから。」

「ありがとう。嬉しいよ。」

「ぎゅー、して?」


上目遣いで抱っこをねだる姫。

断る理由なんてない。

手を広げ、飛びついてくる姫をなんとか受け止める。


「ラブラブね〜」

にやにや笑う親たち。

恥ずかしい。


「ケーキ、食べるでしょう?」

「タルトだ。やったー!」


実はタルトが好き。

ろうそくを刺して、火を消す。

祝ってもらう時間がすごく恥。


「このタルト美味しい。サクサク。」

「フルーツも美味しい。」


あっという間に食べ終わり、るい家は明日に備えて帰っていった。

母からの誕生日プレゼントももらった。

「高校生の総復習…」

「ちゃんと勉強してね!」

もうちょっといいプレゼントなかったかな。

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