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姫と王子になりたい百合カップル  作者: 雨宮雨霧
1年生

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9

6月。

じめじめする季節。


「ねぇー、前髪割れるんだけど(泣)」

「前髪分けてさ、キャラのピンつけよ?それなら僕もできるし。」

「お揃いしよー!」


某店でキャラクターの前髪ピンを買い、前髪を分ける。


「ねー、待って。おでこ出すの恥ずかしすぎるんだけど。」

「かわいいじゃん。おでこキスしやすくなるね。」


前髪を分けているるいはレアだ。

写真を撮らなければ。


カシャカシャ


「ちょっ、なに撮ってるのよ。恥ずかしいんだってば。」

「おそろい恥ずかしい?」

「…別に。」


照れ隠しすらもかわいい。

なに本当に姫すぎる。



6月は祝日がない。

つまり地獄。

ということでお泊り会実施。


「せーちゃん、やほ。」

「やぁ。入れ入れ。」


両手に抱えられた大きな袋と背負われているリュック。

一体なにを持ってきたんだろう。

夜逃げ並みの荷物だ。


「あーつーいー」

「冷房入れるから辛抱しな。」

「お泊り久しぶりだねぇ。なにしてア・ソ・ブ?」

「それよりその荷物なに。」

「持ち物紹介しまーす。」


〜るいの持ち物〜

お菓子(ポテチ3種、グミ、ラムネ、チョコ、クッキー)

着替え


「おーい?これはなにかな?」

「見ての通りSMプレイ道具。名付けて嫁入り道具。」

「バカなの?」

「あとねー☓☓☓もあるよぉ。」

「なぁ?!お前帰りたいか?!」

「そう怒んないでよ。ヤりたくないの?私達JKだよ、処女卒…」

「うっさい!」


下から始まったお泊り会。

一体どうなるんだろう。


ご飯までの時間、動画を見ながら過ごした。

笑いあえるこの瞬間が幸せ。


「芹那、るいちゃんご飯だよー」

「はーい」


るいが来る日は大抵ご飯が豪華になる。

今日はハンバーグだ。


「美味しいー!おかーさんの料理美味い、泣ける。」

「大袈裟。」

「あら、嬉しいわね。」


「芹那学校ではどう?」

「せーちゃんはね、変わんないよずっと。」

「そうよね。」

「え?」


風呂に入る。


「なんでるいが居るの?」

「一緒に入るに決まってんじゃん。」

「…その石鹸じゃないものはなに?」

「ローション♡」

「おまっ」


とりあえず湯船に浸かる。

るいの胸、また大きくなったか?メロンじゃん。


「好きな人に胸揉まれたら胸が大きくなるんだって!」

「へー」

「せーちゃんっていつも胸潰してるから分かんないけど胸でかいよね?Cはあるでしょ。」

「どこ見てんだよ。」

「せーちゃんこそ。私Fカップ♡」

「おまえーー!」


馬鹿みたいに騒いでいたらのぼせた。

暑い。死ぬ。


「アイスうめーー」

「るいのせいでのぼせた。」

「いいじゃん本番してもいいんだよ?」

「#$&%&$'」

「笑」


「ちゅーならいいでしょ?」

「よくはない。」」


チュッ


甘いアイスの味と甘いキスの味。

溶けてしまいそうなくらいに熱くて幸せだった。


その後、動画を見ながらお菓子を食べ、そのまま寝落ちした。

いい子はちゃんと歯磨きして布団で寝てね。



「わーーーーー!学校遅れるーー!」

「ほんま急がな、」


学校があるのにお泊り会をするのは良くない。

一つ学びを得た。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


番外編?


「雨降ってきたー、傘ないよぉ。」

「るいは馬鹿だね。僕は持って…ってあれ?」

「ないんかい。王子失格やな。」

「ごめん。」


二人でびしょ濡れになって帰った。

途中で雨が上がって虹が出てたよ。

雨もいいのかもね。

ねぇ。百合っていいよね。

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