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嵐とともに産まれた者は

作者: 白夜いくと

嵐とともに産まれた者は

風の霊を従えて生きる


主は真名(まな)を与え

共存を謳う


歓迎された霊は喜びの舞

一風が吹く

太陽隠す雲を散らすように


風と心は繋がり合い

その目は神々とも繋がる


心穏やかならばせせらぎのような風を

心荒むならば濁流のような風を


嵐とともに産まれた者は

風の霊を従えて生きる


主は真名(まな)を与え

共存を謳う


歓迎された霊は喜びの舞

一風が吹く

太陽隠す雲を散らすように


風と心は繋がり合い

その手は触れた者の心に風吹かせる


たちまち迷える瞳に光が宿るだろう

まるで心の雲を吹き飛ばしたように


嵐とともに産まれた者は

ただ大切な人のため力をふるう


たとえその瞳が濁っても


まるで指揮を取るように風を操り

風に愛された手のひらで

瘴気を払い除けるような風を吹かせる


ひゅうひゅう呼吸と連動する

それは神と人と自然の鼓動


心穏やかならばせせらぎのような風を

心荒むならば濁流のような風を

心穏やかならばせせらぎのような風を

心荒むならば濁流のような風を

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