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〜伝説の始まり〜


人類はSCPから逃れるため、「地下帝国」を築いた。

人類はこの地下帝国へ来てから、何十年ーいや、何百年経ったのだろう?

これは、全部。全部。SCPのせいだ。


ここは、地下帝国「山本村」ここの上にあった地名がそのまま使われている。

俺は、山本悠太だ。

今は高校2年生。

ただ平凡な高校生活を送っている。


でも、それは長くは続かなかった。


真実が知りたい。


そう思ってから、人生は変わった。


地上へ行きたい。


人生終わるかもしれない。


それはわかっている。


だから、SCPを封印して地上で生活してみたい。

地上で平和に暮らしていた人たちの笑っている顔や、悲しんでいる顔、怒っている顔などが浮かんでくる。


あそこに行ってみれば何かわかるかもしれない。


俺はそう思って、あそこに行った。


「おじさん。俺は地上へ出たい。何か教えて。」

「悠太。地上へ出たら死んでしまうかもしれないんじゃ。やめとき。」

「でも!」

「死ぬのが怖くないんじゃ?」

「怖いよ。でも、このままだったら、人類は、人類じゃなくなっちゃうかもしれないんだよ!」

「SCP-001。それがSCPの生みの親だ。そいつを封印すれば、全てのSCPが封印される。」

「そいつは、SCP-001はどうやって倒すんですか?」

「防具と武器をやろう。『伝説の装備』じゃ。それは、背後から聞こえる声でさえ、壊せない、伝説の装備じゃ。」

「ありがとう。地上へどうやって出るの?」

「東の塔から地上へ上がれる。」

「最後に警告する。本当に出るのか?」

「うん。絶対に、SCPを封印する!」

「本気のようじゃな。行ってくるんだ悠太!」

「行ってくる!」

そう言って俺はおじさんの家から出て行った。


東の塔ー


第1話冒険の始まり

「少年。どこへ行くのだ?」

「地上です。」

「地上は危ないんだ。わかっていてそれを言っているのか?」

「はい。装備は、伝説の装備をしているので。」

「あの、伝説の装備を・・・?なぜ君が持っている?」

「家宝なんで。」

「つまり、先祖が勇者ということか。」

「はい。で、とうしてくれない?時間がないんだ。」

「はい。どうぞ。この先へお進みください。」

「ありがとう。」

「はい。幸運を祈ります。」

そう言って、俺は地上への階段を登り始めた。

あと数時間で地上に着くでしょう。


東の塔から2.4kmあたりー

「そろそろ着くのかな?」

あと50mくらいかな?

「あそこに、門の管理人がいる。」


「管理人さん。今から俺は地上に出るから、門を開けて。」

「君は本当に地上へ出ようとしているのか?」

「はい。早く門を開けてくれません?時間がないんですよ。」

「わかりました。幸運を祈ります。勇者さん。」

管理人さんは俺のことを勇者とよんだ。


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