恐るべき細菌兵器?
麹菌を精製する際に、恐ろしい菌が生まれてしまった……。
触れた瞬間、生物を全て溶かしてしまうネオ麹菌だ……!
この世界の生き物は、僕を除いて魔力を持っている。
その魔力を持つ生物が触れたら、そこから侵食していく。
逆に言えば、僕だけが扱える菌とも言える…。
まぁ、これで魔力を使う魔法は、僕に使えない事が決定された訳だが……。
この菌は鉱物には影響がない(鉱物に魔力を付与されたものなら対象だが)、なので壁にはこの菌を塗りたくってある!
キラープラントさえ壁には近づかない…。
前に一度、この家の説明をした後に、
「ポチ、これから僕はリプトンさんのところに出掛けてくる。
ティーナが入浴中だから、誰からの面会も待ってもらえ!」
と、指示を出したら、あの駄竜はやっぱりやりやがった!
まずエロ感知(ポチ発見機)に発見される…。
門の前で守護しているのに、あのバカは石矢の一斉射撃を掻い潜り、その場から離れればいいのに、バカなのか更に進む…。
次にキラープラントだ…。
案の定、丸呑みされたが、生まれた姿でキラープラントの口から飛び出してきた!
「ふふふっ、ポチにそんなものは効きません!」
ヒュドラでも脱出不可能なのにだ…!
ポチは生まれた姿で壁の前で立ちすくんだ。
野生の勘なのか?
「ぐふっ!」
ダメージはあったらしい…。
しばらくしてエロには勝てず、身体強化して壁を乗り越えようとした。
僅かに及ばず、ポチのお尻が壁を触れた瞬間!ポチが真っ白に染まった……。
ネオ麹菌に侵食されたのだ…!
ポチは更に身体強化をするが、ネオ麹菌にはエサにしか過ぎない…。
エロがネオに食い荒らされる瞬間だった!
それでも徐々に盛り返すポチ…、
これはポチに抗体が生まれると思って、ティーナに一万度の固定火属性魔法を使わせて、ネオ麹菌ごとポチに浴びせかけた!
「ひどいですよ〜、危うく焼け死にしかけましたよリューイ様!」
ネオ麹菌は死滅したのに、ポチのヤツは生き延びやがった…!
そして、僕はネオ麹菌の改良に取り掛かった……。




