アフロ量産?
よろしくお願いします!
すぐに地面も焼却、樹の魔物にも更に特大の火球をティーナが放ちます。これがまずかった、燃え盛る樹の魔物はその匂いがハンパないんです。
その匂いにつられ、また虫や樹の魔物達が寄って来ます。ポチを引きづりながらその場を後にしました。燃え上がる樹の魔物に虫達や同種の樹の魔物が集まって、ただ今森林火災拡大中です。
森林火災から逃げるように進むと、目の前に湖がありました。僕達は火災から逃げるように湖に飛び込みます。
「ここなら大丈夫だろう」
僕達はホッとしたのもつかの間、身体に異変を感じます。
「何か吸い付いてくる」
そう、何かがくっついてくる感触があります。ちなみに水の上に腕を上げると全身に鳥肌が立ちました。
「うわぁ〜!なんじゃこりゃぁぁ〜」
ヒルのようなものが肌に吸い付いているのも気持ち悪いが、細い糸状の虫がびっちりと腕にまとわりついているのは更に気持ち悪い!
それがまた形容しがたい色と形、同一種類ならまだしも、ところどころ同じじゃない!
「フレア、サークル!」
ティーナさんもよほど気持ち悪かったのでしょう、広範囲撲滅火炎魔法を唱えています。
僕達も巻き添えです。
せめて一言欲しかったですね。
それでもライアさんとエルーサさんは水場を利用して水魔法の結界を作りましたが、男性陣は揃ってアフロになりました。
「すいません!リューイ様」
アフロになって、ティーナの魔法で反対側に打ち上げられた僕にすまなさそうにティーナが謝る。
「まぁ、結果的に危機を回避できたんだ、良しとしよう。そう言えばポチは?」
ポチが見当たらない。
よくよく探してみると近くに白い大きなタマゴが転がっている。
近づいて良く見ると、ポチっぽい一部が見え、その周りをさっきの虫達が覆っている。
「ひぃぃ、フレア・ディメンション〜」
「いゃぁ、エアロディザスタ〜」
「やめてぇ、ライトニングボルト〜」
ティーナ、ライア、エルーサの三人が同時に魔法を放つ。
空から火炎が舞い降り、雷が融合し、風が渦を巻き、一点に降り注ぐ!
大地を揺るがし、巨大なクレーターを作り上げて周囲を吹き飛ばした。
これならジャイアントシェルも倒せたんじゃね?
殲滅魔法とも言える凄まじい攻撃の中心部に人影が見えた。
「ありがとうございます。もう少しで窒息死するところでした!」
ポチがアフロに加え、全身こんがりと焼き上がりながら清々しい笑顔で答えた。
お前もたいがいやなぁ〜!
読んで頂きありがとうございます!




