コボルトショック?
コボルトさん、ゴキ◯リ並みです…!
コボルトさん達が住み出すと、東西の街道には露店や飲食店が立ち並びました。
ラッシュハンパないです!
ほぼ制圧されました…。
焼き鳥屋ならぬ、焼き魔獣屋が出来ました。
「おっ、新しく店が出ているじゃねえかー!」
山から降りてきたドワーフさん達がノレンをくぐっていきます。
「いらっしゃいー、ウチはカウンターのみで、イスは無いわよー。その代わりお安くするからねー!」
居酒屋ならしも、立ち飲み屋チェーン店が生まれてます…。
意外と好評です…。
「さあ、この通りならすぐ生活を始められるぜ!お安くしとくよー!」
八百屋、肉屋、調味料、衣料品店、生活を支えています…。
「ほら、魔物と戦うならここに来な! ドワーフさんの最新装備が目白押しだよー!」
防具屋、武器屋、薬屋、多岐万能です…。
全て、全て…、コボルトさんのお店です…。
あっと言う間に生活の機能が充実してきています…。
びっくりですけど、コボルトさん達のおかげです…。
陽気に働くコボルトさん達、一気に街が活気づいていきます。
物々交換な為、「お安く…!」の意味は、僕には分かりません…!
それでも、もたらされるものが必要な人に渡り、更に街が発展していきます。
きっと近いうちに、コボルトさん達に街は占拠されることでしょう……。
普通ならこのコボルトショックは他の住民に恐怖を与える程の侵食ぶりです。
しかし皆さん、あたり前のように受け入れています。
ティーナに理由を聞いた事があります。
すると、
「コボルトは習性として奉仕を最上とします。
竜人族や他の種族の為に、身を粉にして種族の向上を助けます。向上する様を見ることに、喜びを感じる種族なのだそうです。
なので、自分達が上に立つことは意味を持ちません。要は働きものって事ですね!」
爽やかな笑顔でティーナは答えてくれた。それで良いのか、コボルト族!
なので、効率よく街を発展させるためには他の種族を追い出して、それらを住み良い環境に移ってもらい、自分達は更に街のために働くのだそうだ。
儲けるって概念がないらしい、自分達がたべれて、客が喜べば良いらしい…。
それでも儲けが出るようで、コボルトは「小銭王」と呼ばれるらしい。
ちなみに、基本的に変わらないが、責任感が高いものがより難しい立場に、低いものが街に出て奉仕に勤めるそうだ。
コボルト達は「お前の金は俺の金、俺の金はお前の金」が座右の銘だそうだ…。
ジャ◯アンに見習わせたい…!
仲間達の協力で、立場の高いコボルトさんは金に困らないらしい…。でも、必要最小限で、無駄には使わないとの話です。
だから城の連中は不眠不休で働いてるわけか!
救いようのないコボルトさん達は置いといて、それでも街の人達に問題は起きます。
これは僕の責任でもあります。
そう、酒は人格を変えるのです!
読んで頂きありがとうございます。




