竜の里大改修?
まだまだ続きます!
そして、竜の里の改修が始まった。
石造りしか残って無かった廃墟は、竜人族のオハコの土魔法でしっかりした家らしくなった。
みんなで協力して、山に入り、木を伐採して、補強と家具を作った…。
米の収穫も手分けして、保存も充実している…。
周辺の獣や魔物を狩り取り、肉の備蓄も増えた…。
竜人族の村から持って来た野菜の種や、山から持って来た野草の種を植え付けたら、凄いスピードで芽を出していった…。
きっと土がいいのだろう…?
手の空いているものは用水路造りに向かわせた。
簡単なものだ。土魔法で直径2メートルくらいの土管(まさに土管)を作って、かなり離れた川から水を引く作業だ。
野草の種が芽吹く前に終わっていた…。竜人族恐るべし!
まぁ、畑に引くには時間かかったけどね!
下水道は同じ要領だけど、各家に引くには手間が掛かるものです!
一月で形になり、二月目で治水と下水は手配が完了した。
全員がある程度の作業を覚えた。専門職にジョブチェンジだ!
「後はお酒だな」
そう、竜神様にお神酒を定期的に捧げる事になっている。
ちょうど米モドキと麹がある、ティーナのおじいさんがレシピを残したアレを作ろう。
生酒なら一ヵ月後には出来ているだろう。
手が空いた二つの村に依頼をする。
一つは日本酒造り、もう一つの村には竜の里にある人が住んでいない家の改修作業だ。
竜神様が方々に声を掛けて下さったので、近く彼らがやって来るはずだ。
住む場所を用意する為にも改修が必要だ。
春を終え、初夏を感じさせる頃に彼らはやって来た。
もともとリプトンさんの村(元)からライオネ山脈を越えるのに、地下道を使わなければ、迂回した道を全力で二ヶ月はかかる。
彼らは方々に散っていた。
ある者は迷いの森に似た別の地に、ある者は比較的安全な山脈の麓に、ある者は地下水脈を根城に生活していた。
「パレスに続々と入って来ますねぇ!」
ポチが楽しそうに言う、多種多様な者たちが次々と入って来る。
四つの村をまとめて、この街をパレスと名付けた。
パレスの街には多種多様な者たちが住む、小さな星だと思ってこの名をつけた。
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