表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/81

欲しいもの?

さて、開発しないとね?


翌朝、城の中で各村の長達を集めて会議を開いた。


今後も城の中が中心になるだろう、ただし玉座は使わない。あれは象徴であって、実行するものでは無いからだ!


玉座の前に車座で囲む。まず必要な事を僕は言った。


「課題は、塩と治水と下水、それに布だ」




①塩


食料は充分にある。


しかし、調理をするには塩がいる、大豆モドキがあっても塩が無ければ味噌は作れない。前はマリオンさんが運んでくれた。


しかし、今はマリオンさんはいない(マリオンさん大丈夫かなぁ、マスケスはどうでもいいけど)。


幸いこの地は海に面している。なら塩づくりは可能だ。




②治水


竜人族は水浴びが大好きだ。


しかし、川はこの街から離れている。


川を引いた跡は残っているので、その修復が必要だ。


何より僕は風呂文化を広めたい!




③下水


排泄物の処理と有効化だ。


竜の村の時は川に流していた。150人分だから対応は出来ていた。


しかし1200人、それも近くに川は無い。


今は土に埋めているが、長い間放置すれば病原菌が湧く。


治水と平行して下水の仕組みを作る。下水を処理した肥料を稲畑に蒔けば効率が上がるだろうと思う。




④布


前はマリオンさんが持って来てくれた。


これからは自分達で作るしかない。


幸い、地球の布づくりの知識ならナビさんが知っている。


それを元にして布づくりを行う。ちなみに麻や大麻はすでに発見しているので、なんとかなるだろう。




以上の四点は早急に解決が必要だ。


僕は四つの村に一つづつ振り分けて作業に当たらせた。もちろん風呂とトイレは全員参加の仕事だ!


不平を言わせない事と、全員が仕事を覚える為に、二週間毎に仕事をローテーションさせた。


向き不向きもあるだろうし、治水と下水は手配が完了したら別の仕事に取り掛かってもらうからだ。



「分かりました、ところでリューイ様は城にお住まいにならないのですか?」


多分みんなの疑問なんだと思う、代表してリプトンさんが聞いた。


「ここはみんなが意見を出し合い、祭り事を決める場で良いと思う。もともと竜人族の物だし、僕が住むには広すぎて住み心地が悪いし!」


そう、日本人の僕には広すぎるのだ!西洋貴族の生活とか、意味わかんない!


本心から言っているのだということがわかったのか、皆納得してくれた。



読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ