魔人族の結末?
ショートすぎてすいません。
立場が違うので、分けました。
結論から言うと、魔人軍は何一つ僕らの痕跡を見つけられなかった。
彼らはライオネ山脈を登り、渓谷にたどり着いた。
深い渓谷、調査隊は渓谷を探索したものは帰ってこないと報告を受けていた…。
かろうじて、調査隊が作った渓谷を降りるルートをワルターは進んで行った。
100メートルも降っただろうか、目の前にある光景にワルターはめを疑った…。
「なんだこれは…、まだ赤竜と戦った方がマシだ…!」
巨大なGや巨大なムカデ、様々な虫達が眼下に広がっていた…。
渓谷に住む虫達を見たワルターは、いくら竜人族でも渓谷を渡る事は無理だと判断した。
そんな中、別の調査隊から連絡が入った…。
調査隊が渓谷の近辺を調べると、竜人達の砦に向かう道を見つけた。
「もしや、我々はまた引っ掛けられたのでは?」
ワルターは、騎馬隊と歩兵を分断する為に竜人族は姿を消したのではないかと考えた。
だとすれば、砦に残した歩兵が危ない!
「急いで砦に向かう、この道の先に竜人族がいるだろう。うまくいけば挟み撃ちだ」
そう言ってワルターは進むが、全く竜人達の気配はなかった。
そうこうしているうちに砦にたどり着いた。
「竜人達は現れたか?」
ワルターが確認するが、歩兵達は誰一人として確認していないと答えた。
「森の中に隠れたか、又は別に隠れ家があるのか?」
ワルターは部隊を割き、一週間ほど砦を拠点として竜人達の足取りを探した。
しかし、ライオネ山脈に向かった事以外は見つけられなかった。
竜人達の砦には何も無かった。
食料も生活用品も、暮らしに必要なものが何一つないのだ。
特に困った事は、竜人族の食料を奪う事も進軍計画にあったため、食料が少ないのだ。
いくら兵を失った分が余裕を産むからと言っても、日が過ぎれば食料は無くなる。
もう、ディガル領に戻る為に必要な食料しかない。
運搬係からその現実を突きつけられたとき、ワルターは撤退を決断した…。
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