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現状把握?

年内二作投稿頑張りたいと思います。


僕らは村長のところに向かい、今の状況を確認です。


「おぉ、リューイ殿!戻られましたか。ずいぶん早かったですな、良いのか悪いのか…」


そう言うと、村長は自分の家に招いた。


「村長、今の状況を説明して欲しい」


僕がそう言うと、お茶の指示を出しながら話した。


「魔人族の軍隊が攻めて来ております。数にして千人以上の軍で、騎馬隊も相当数あると報告されております。最初に遭遇した村は2名を残して壊滅。運良く残った者がほかの村に知らせて、竜人族はこの村に集結しております。」


魔人族か、欲に目が眩んだのだろう。誰が教えた?一瞬マスケスの顔が頭にちらついた。


「それでアレは?」


「はい、壁の方は出来ております。最初は皆頭をひねっておりましたが、今は納得しております。もう一つは夕方には開通するかと」


僕は、竜の村(本名リプトン村)を旅立つ際に村長に指示しておいた。


一つが村を取り囲む壁だ。村は川のそばで開けている。度々魔物が寄って来て、小さな子がケガをするのだ。なので村の周囲に石壁を作らせた。来る途中で見たが、5メートルはある高さだった。


「思っていた以上の出来映えだね」


そう言うと村長は、


「もともとはあれほどではなかったのですが、魔人族を防ぐにはあれに頼る他ありません。竜人族総出で作りました。我々は守ることしか出来ないのです」


そう言うと村長は自分達の立場を話し始めた。


「我ら竜人族は罪人です。大昔、人族の女神を殺めました!そして竜人族は決めたのです、今後何人も殺める事なかれと。竜人族にとっての最大の禁忌です」


だから我々は守るか逃げるかしか手段が無いと…。


「それについては良い知らせがある。ティーナ、話してくれ」


そう言うと、ティーナは嬉しそうに話し始めた。


「村長、もう私達は背を向けて生きる必要は無いのです。私とリューイ様は旅の途中で竜神様にお会いしました。長きの眠りから目覚めた竜神様はこうおっしゃったのです。「神を殺せる者は神のみ」と!竜人族に非はないとお言葉を頂きました!」


村長は涙を流します。


「おお、なんと嬉しいお言葉。竜人族の悲願は今なされた。ティーナよ、よくやってくれた。リューイ殿ありがとうございます。良かった、竜神様よ!本当にありがとうございます」


さて、良かったね!では終わりません。なんせ軍隊来ちゃいます。こちらは非戦闘員の集まりです。


「村長、今後の方針を立てよう。まずは戦えない者を逃す方法、あと村の荷物を一箇所に集めて、最後に村の酒をあるだけ集めてくれ」


そう言うと、僕らは今後の方針について煮詰めていった。


リプトン村長が他の村の長と話し合っている間、僕達はティーナの家(穴倉)で休憩です。


「さて、僕らも今後の方針を立てよう」


そう、村を出るときは二人、帰ったときは四人?倍に増えています。意見の統一は必要です。まず、ポチが発言。


「そんな事を竜人族が考えていると知りませんでした。ウチらは竜神様の眷属の末裔なので、別の地で暮らしていますが、皆仲良いんですよ。まぁ、それが退屈で飛び出してきたんですけど」


そう言うポチに聞いてみた。


「お前、どこから来たん?」


「普通に海を越えて来ました」


盛大にフラグ発生です。世界はこの大陸だけではありませんでした。ポチには念入りに今の話を他人に言わないように言いつけました。

もし喋ったら「お仕置きだべ〜!」するよ!というと、ポチは涙目で頷いてくれました。


村に着くまでに粗相(ティーナ絡み)をしたので軽くお仕置きはしてあります。ポチは首を高速で振っております、少しだけ親近感を覚えました、少しだけ…。


「しかし、そのような事情なら、このポチも全力を尽くします。腐っても竜神様の眷属の末裔!やる時はやるのです」


そうポチが言うと、ヴァルちゃんも「キュイキュイ!」と同意してくれた。


「それで、どうなさるのですか?リューイ様」


先ほどアレも開通したと村長から報告を受けている。何故か僕達が戻って来た事を知った竜人族は、いずこかへ狩に出かけて行った。ならば、やる事は一つだ!



読んでいただきありがとうございます。

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