ヴァルちゃん登場?
赤い帽子の人の次はこの子でしょう!
緑の帽子の人は出るのかな?
タマゴがかえり、中からヨッ○ーさん登場!明らかにタマゴのサイズと合いません。
「まぁ、かわいい!」
ティーナが抱きしめます。竜神様サイズになってました。
「マリオンさんに会わせたいな…」
そうすればブラザーズになるな、不謹慎にも僕は思いました。
「キュイー!」
ヨ○シーさんはティーナに抱きしめられて嬉しそうに鳴いています。どうやら言葉は喋れないようです。
「名前をつけてあげないとね」
ヨッ○ーさんは何度も頷きます。どうやら言葉は理解できるようですね。
「リューイ様、ヴァルちゃんというのはどうでしょうか?」
ティーナが言いました、響きは悪くない。
「うん、どんな意味があるんだい?」
ティーナが意味も無く名前を付ける訳がない、現代日本のJKじゃあるまいし。
「はい、ヴァリアード様はこの子を眷属とおっしゃいました。なので、その一部を取ってヴァルでいかがかと?」
ヨッ○シーさんは喜んで踊り出しています。あれは伝説のブレイク踊りですか?
「本人も喜んでいるようだし、ヴァルでいいんじゃないかな」
ティーナとヴァルちゃん(今後ヨ○シー名は多分出て来ません、たぶん?)は抱き合って喜んでます。他の生物がティーナを抱きしめたら、ナマスにして下水に流しますが、ヴァルちゃんならかわいいから許す!
遺跡を後にして休憩です。来るときは二人でしだが、出るときは二人と一匹に増えました。お腹もすいたので食事にします。
「ヴァルちゃんは何を食べるのでしょう?」
とりあえず僕は持ってるものを出してみた。生肉、焼いた肉、生野菜、スープ、果物、おにぎり、アレのパン。
ヴァルちゃんは一通り見渡すと、おにぎりを手に取りパクリと食べました。気の合うヤツめ!
その後、葉野菜や果物を食べましたが、肉には手を付けませんでした。ドラゴンなのに菜食主義とは?
僕らも食事をします。
ティーナはアレのパンをはむはむしています。そう言えば最近出してなかったな、反省です。僕はおにぎりを食べながら、
「予定より早いけど、一度竜の村に帰ろうか?」
そう言うとティーナの顔が輝きます。
「はい、そうしてくれると嬉しいです。皆にも伝えたい事がありますし、ヴァルちゃんはどう?」
ヴァルちゃんも指で○を作ってます。そう言えばコイツ、生まれた時から靴はいてるな!アレ体の一部か?
「そうと決まればこのまま出発しよう。必要なものは全て持ってるしね」
石の家も異次元ポーチに収納済みです。あって良かった異次元ポーチ!
日が暮れて来たので野営の場所を探します。野外なら直径100メートルの平らな場所があればOKです!石の家をカスタマイズして、地面を石畳、そして周囲を高さ5メートルの石造りの塀で覆いました。これとナビさんのダブルコンボでかなり安心です。
石の家(塀付き)を取り出して中に入ります。まずはヴァルちゃんのベッド作りです。今はティーナと二人で寝ているので(ベッドはキングサイズに変更です)、もう一部屋は工房にしています。
工房で葦や木の枝を使って大きな籠を作ります。その中にワラを入れ布を被せて完成です。試しにヴァルちゃんの前に置きました。
「キュイィン」
大喜びしています。しかし、おもむろに布を外してワラの上に直接寝ました。布は必要なかったようですね、やはり草食系です。
籠はベッド替わりなので寝室に置きました。
夕食を終え、ティーナとヴァルちゃんと作戦会議です。
「明日にはライオネ山脈に着くだろう。予定では三ヵ月で竜の村に帰るはずだったが、一ヵ月程早まりそうだ。後は渓谷をいかに抜けるかだが」
そう、渓谷に橋を架けて渡れば二十分で終わる。
逆にダンジョンを抜けて、渓谷の底を渡り、虫達と戦いながら対岸に渡るのには一週間はかかるだろうと思う。
「遠回りでもダンジョンを抜けていく方がいいと思います」
そりゃそうだ!行きにあれだけ僕が迷惑かけたんだから、ティーナはそっちを選ぶよね!
「僕も同感だ、その道を行こう」
気になる事もあるので、僕もそちらを選ぶ。
「明日からはテントか野営の生活だ、今日はゆっくりと休もう」
そう言って、二人と一匹は寝室に向かった。ヴァルちゃんは優秀です、籠ベッドに入るとすぐにイビキをかき始めました。おかげで僕らはゆっくりと愛を育めます!
読んでいただきありがとうございます。




