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二話:勇者が魔王にになった件

というわけで2話目でーす。とりま見てくれたら感想とかで一言貰えると嬉しいです()んじゃごゆっくり!

_____________________________

 ふと目を開けるとそこは森だった。

 訳が分からず周りを見る。

 「何が起きたんだ?」

 あの日、勇者として魔王を討伐して死んだ。そこまでは覚えている。

 しかし、ここはあの死んだ場所でもなく、全く見ず知らずの森だった。

 そこでふと違和感に気づく

 「なんかデカくなってないか?」

 周りの木々が小さいだけなのか、この森には自分と同じくらいの身長の木しかない。

 というか、なんか嫌な予感がする。

 すぐに近くの水溜まりで自分の姿を確認する。

 そこには驚くべき魔物が映っていた。

 「竜!?」

 そう、その水溜まりには竜の姿が映ってた。

 全身を確認すると鋭い爪や長い尻尾、さらには翼まで生えていた。

 「どうなってるんだよ・・・」

 そう呟いた時、頭の中に声が響く。

 『魔王覚醒確認。現在地、北に位置する終焉の森です』

 魔王?覚醒?

 というか何のスキルなんだよこれ!?

 「あのー、今喋りかけてるのはどちら様?」

 『我々は世界の意思、魔王であるあなたのサポートを専門としています』

 「ちょっと待って、魔王!」

 何いってんのこの世界の意思さん!

 『あなたは転生の結果、魔王の適正があると判断しました。』

 「転生?俺頼んでないんですけど!」

 ん?待てよ・・・

 確かあの魔王と最期話した時に王様になりたいって言ったような・・

 『旧魔王の命により勇者を王に転生しました』

 「なんで魔王になるんだよ!」

 『魔王に適正があったためです』

 魔王の適正って全く嬉しくないんですけど・・・

 「勇者が魔王になるって皮肉もいいとこだろ・・・どっかの人間の王国の王様とかがよかったのになぁ・・・」

 『現在、この世界には人間の王国は存在しまないので出来ません』

 え?今かなり重要なことを言わなかったか?

 「ちょっと待てよ?俺が死んで何年たったんだ?」

 『五年です』

 「なんで五年で王国が滅ぶんだよ!」

 『国王が殺害されたからと推定されます』

 え?この五年で一体何があったんだ?別に国王は独裁政治をやるわけでもなく、どちらかと言えば国民から慕われるような人だったのだ!どうしてこうなった。

 「誰に殺されたんだ?」

 『すみません、そこまでは私にもわかりません』

 あくまで魔王に関する情報しかわからないわけだ。

 まあ、これから情報収集でもしよう。

 

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