表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/82

そんな彼らの会話劇

「退屈だ~」

「お前はいつも退屈してるな。飽き性にも程がある。けど、確かに退屈だ」

「他に誰かいないのか?」

「今のところ、というか、今までのところ他には誰も見てないな。俺とお前だけ」

「何か面白いことしよう」

「……そうだな。例えば?」

「ゲーム」

「その内容を聞きたかったんだが……」

「やりなおしゲーム、ってのはどうだ」

「と、言うと?」

「俺達さ、もう大抵のことはやってきたわけだろ?」

「ああ」

「それを他の誰かにやらせるんだよ」

「……いや、だから他に誰も……ああ、そういうことね」

「そう、そういうこと」

「うーん、分かった。じゃあ寝るわ」

「え!? どういう流れ!?」

「ゲーム開始前に体力回復しておくんだよ。絶対疲れるから」

「それもそうだな。それじゃあ俺も寝るわ。五十兆年くらい」

「長い」

「仕方ない、十兆年で我慢するよ。おやすみ」

「……おやすみ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ